魔法科高校の劣等生(15) 古都内乱編<下>【著者】佐島勤

読書履歴

【タイトル】魔法科高校の劣等生(15) 古都内乱編<下>
【著者】佐島勤
【ハマり度】★★★☆☆
【あらすじ】

クリムゾン・プリンス、
一条将輝、ついに参戦!!

全国高校生魔法学論文コンペティションを
間近に控えた九月下旬。
四葉家当主・四葉真夜による
「横浜から逃亡した周公瑾の捕縛に関する協力依頼」を受け、
京都に来た司波兄妹は、九島家を訪れる。
そこで達也たちは深雪と同質の美貌を持つ少年魔法師、
九島光宣に出会う。
その光宣と共に周の捜索を行うも、
手がかりは未だ掴めてはいなかった。
そんな折、
七草家のボディガード・名倉の訃報が
達也たちのもとへ届く。
京都の桂川河畔にて斃れたという
名倉の弔い合戦として、
周捜索に真由美も参戦、
事態は動き出す。
そして、ついに周の潜伏先を突き止めた達也は、
とある過去の強敵(ライバル)へと連絡を取るのだった。
『クリムゾン・プリンス』一条将輝、
『四葉の最終兵器』司波達也が共闘!
緊迫の古都内乱編、完結!

【感想】
今回は、論文コンペの続編になります。
いや~、まさか
七草家のボディガード・名倉さんが
やられてしまうとは・・・。
これは、意外でした。
飄々と生き延びる感じだと思っていたのですが。
14巻に続き京都・奈良の話が出てくる。
自分はかなり、
京都・奈良に出かけているので、
地名がわかるのが凄くテンションがあがりますね。
本を読みながらその地域のイメージができる。
これって、今までに経験したことないです。
旅行などは、しておく方がいいなぁ~って
思いました。何事も経験は大事ですね(^_^)
読書って、本当に有益ですよね~

※清水寺・天龍寺・金閣寺・渡月橋・竹林の道・平等院鳳凰堂

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「自己満足の何がいけないのかしら」
この開き直りは好きですね(^.^)
ただ、この言葉にも意味がある。
結局、どんなに辛くても
自分の立場からは逃げることが出来ない。
なら、納得できるように突き進む!
これは、なかなかできないので
素敵な生き方だと思う

「戦う前から負けた気になる」
心が折れたら、逃げることすらできなくなる。
心が折れるとは、戦いを放棄すると言うこと
戦いには何があるかわからない。
何事も諦めたら試合終了です。
自分も卓球の試合で
最初から諦めるのは
やめよう!

「どんな時、どんな状況でも前向きであり続けることのできる人間」
そんな人間が少ない。
そりゃ~そうでしょうね。(^◇^;)
自分が結構前向きな性格ですけど、
それでも凹むことはありますからね。
卓球も仕事も、前向きにトライしたい。
後で後悔したくないので。

「時間は偉大な万能薬です。」
やべ~、名言でました!
これには、頷く人も多いのではないでしょうか?
全ての傷を癒やしてくれる。
たとえ元どおりにならなくても・・・。
人間って、どんな状況にも慣れる生き物
なんですよね~
そうじゃないと、
辛い世の中の気がします。
トラウマにならないように
致命傷だけは避けたいものですね。


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