この世でいちばん大事な「カネ」の話 西原理恵子

【タイトル】この世でいちばん大事な「カネ」の話
【作者】西原理恵子
【ハマり度】★★★☆☆
【内容】
どん底だった、あのころのこと。
「貧乏」は、札束ほどにリアルだった。
「働く」はもっと、「しあわせ」につながっていい。
だから、歩いていこう。自分の根っこを忘れないために。
大切な人が、心から笑ってくれるように。
切れば血が出る、読めば肉となるサイバラの物語へ、ようこそ。

【感想】
「カネ」ってつまり「人間関係」だ。
友情や愛情は、お金では買えない。
でも、お金の接し方は、人の接し方を反映している。
奢った、奢られたが続くと
対等な人間関係にならない!
金銭感覚は、子供の頃の感覚から
なかなか変えられない。
人への接し方もきっと同じだろう。
親として、子供に人への接し方の見本を見せたい。
ちゃんと生き延びられる金銭感覚
そんな形の無い財産を子供に残していきたいものです。
また、本文の中で、
海外の貧困の話が出ているが、
それを読んでると、日本はまだマシなのかもしれない。
ただ、金を配るだけではなく
稼ぐ能力を身につけないと、負の連鎖を断ち切れない!
本文では、グラミン銀行の例があげられている。
本当の貧困の話をしよう 石井光太 の本でも例として出されていました!

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「しっくりくる世界がある!」
誰にでも、どこかにきっと、
自分の心にちゃんとしっくりくる
世界があるんじゃないか?
ないなら、自分で作ればいい!
なるほどね~。確かにその通りかも?
自分にしっくりくる卓球のプレイスタイルを
探しだせばいいんだ(^▽^)/

「自分を守るために、嘘をつく大人たち!」
裁判では、正しい方が勝つどころか
お金と権力のある側が、
優位になるように事実を捻じ曲げる。
大人の社会の裏側だろうか?
うーん、知りたくないけど
そんなものなのかな?
卓球とかって八百長とかないのかな?

「プライドでは、メシは食えません!」
なんでもそうだけど、
貪欲に頑張っている
人が成功する!
卓球も変なプライドで、
自分勝手なプレイをしても
勝てない!あくまでも相手のいるスポーツ
そこは柔軟に対応するべし!
水谷選手も言っている!
卓球は、記録を競う競技ではない!
あくまでも対戦相手に勝つスポーツなので
相手に合わせた戦術が大事!
自分のやりたいことをやっていても勝てない!

「他人が、君の事を教えてくれる!」
自分が、勝手にイメージして
それで、練習していたりする。
卓球の試合すると、
相手に、あるパターンで攻められる
場合は、自分で気付いていない
弱点だったりする。
相手が、弱点を教えてくれている。

「仕事=人が喜ばれる!」
人が喜んでもらえる仕事は
長続きするらしい。
確かに、ブログとかでコメントもらえると
テンション上がりますからね。
仕事がやめられない場合なら
他人からの視点で、自分の仕事の意味を
考えてみるのもいいのかもしれない。
コンサルでも、仕事に夢を持たせると
みんなで頑張れるみたいな話があったなぁ~


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