お・り・が・み 正の闇【著者】林トモアキ

読書履歴

【タイトル】お・り・が・み 正の闇
【著者】林トモアキ
【ハマり度】★★★★☆
【あらすじ】

いよいよ魔王として覚醒を始めた鈴蘭。
その力を危惧した光の勢力・神殿協会は
鈴蘭が闇に魅入られる前に聖女として君臨させようとする。
その頃“魔殺商会”を訪れたのは不思議な少女セリア。
リップルラップルの旧友というセリアは
鈴蘭たちとドタバタした日々を過ごすが
セリアを魔女と断定した神殿協会は彼女を殺し、
鈴蘭を奪還しようと激突する。
果たして勝つのは光か闇か。
そして鈴蘭が選んだ道は魔王か聖女か、それとも…。


【感想】
この巻のクーガさんとセリアの
やりとりが凄く素敵でした。
そして、何だかんだ言って
お互いのことを思いやっているからこそ
成り立つ関係・・・。
思いやりの嘘。
なんとも言えない終わり方・・・・。
最後まで自分なりに足掻いている感じは
良かったですね。
しかし、鈴蘭の究極の2択は厳しいですね。
ただ、最後を読んでいると
違う道を見つけた感じがありますね~。
読書って、本当に有益ですよね~

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「考えは無限に空回りする」
完全に思考がループになると
そうなりますよね。
特に視野が狭くなっていると
他の選択肢が見えなくなって
考えがぐるぐるしちゃう。
卓球のプレイだって、
ルールを守れば自由にプレイ出来るはずなのに
発想が貧困になると
考えがぐるぐるしちゃう。
発想もプレイも柔軟に対応したいものですね。
それこそが、卓球の醍醐味の一つなはず!

「ぬしの選んだ道じゃ、他に頼りすぎるのは、いけぬと思うがの」
これは、厳しいご指摘ですね(^◇^;)
確かにその通りなんだけど
困ったときは、人に頼りたくなる
自分の場合は頼りまくりな訳で・・・。
でも、自分で決めた事は、
やはり、責任を持たないといけないだろうなぁ~。
卓球の場合も試合中は、
一人だから、自分で決めていかないといけない。
これって、人生と同じですよね。
「卓球=人生」
小さい子供とか、すぐベンチの親を見たりする
あれもどうかと思いますね・・・。
対戦相手より、親にビビっている場合も多いですから。

「自分がそこまで正しいと信じ切れる」
俺自身の意地のためだ!
って、ことらしい。
自分ほど自分自身を信じられない
そんな感じですね。
もう少し自己肯定感は必要なんだろうなぁ~
何か軸があれば、いいんだろうけど
単身赴任して、自分の弱さを知ると
なかなか自分自身が信じられなくなりますね・・・。
卓球もそうだけど、
軸がないと、ブレブレになるし
判断基準がなくなるから良くないよなぁ~
反省×2

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