いちばんやさしいPythonの教本 第2版 人気講師が教える基礎からサーバサイド開発まで  【著者】 鈴木たかのり

読書履歴

【タイトル】いちばんやさしいPythonの教本 第2版 人気講師が教える基礎からサーバサイド開発まで (「いちばんやさしい教本」シリーズ)
【著者】鈴木たかのり
【ハマり度】★★★☆☆
【内容】

講義+実習のワークショップ形式で、
会話bot「pybot」を作りながら楽しく学べる
「はじめてでも挫折しない」Pythonの入門書です。

なぜそうするのかを知りたい、
仕組みが知りたい、
応用できる基礎を身に付けたい、
そんな読者のさまざまな要望に応える新しい教本です。

講義パートの図解をまじえた解説で
仕組みについて理解したあと、
実習パートで実際に手を動かしながら
プログラムを書いていきます。

少しずつ新しいことを学びながら進み、
プログラムに機能を追加していくので、
いま自分は何をやっているのかを、
ちゃんと理解しながら進められます。

もし、つまずいても安心です。
短いレッスンを積み重ねた構成なので、
少し戻って再確認することもしやすくしています。

また、本書で学ぶサンプルプログラムのコードは、
サポートページから
ダウンロードできるので安心です。

ぜひ本書でPythonのプログラミングの楽しさを
実感してください!


【感想】
Pythonの対話モードは、
コマンドプロンプトやターミナルで
「Python」と入力してエンターキーを押すことで、
対話的にPythonコードを実行できます。
プロント表示が「>>>」となり、
続けてPythonのコードを入力することができます。
例えば、「1+2」と入力してエンターキーを押すと、
計算結果の「3」と表示されます。
対話モードを終了するには、
「quit()」と入力してエンターキーを押します。

Pythonのコーディング規約には
PEP8(Python Enhancement Proposal 8)があります。
PEP8に従うことで、
Pythonのコードをより見やすく保守しやすくすることができます。
PEP8では、変数の代入の等号(=)の前後に半角スペースを1つ入れる、
インデントで半角スペース4個を推奨する
などのルールが定められています。

Pythonでは変数の命名にもルールがあります。
大文字のアルファベットを使用しない、
英単語を使用し単語と単語の間を「_」で区切るなどが一般的です。
また、数字から始まる変数名や数字のみの名前は使用できません。
Pythonでは変数に何かしらの値を代入しないと変数を作成することができません。

辞書は、キーとバリューのペアを格納するデータ型です。
辞書の書き方は「変数 = {キー: バリュー, …}」となります。
辞書にデータを追加・上書きする際は、
キーが既に存在する場合は上書きされ、
存在しない場合は新たに追加されます。

Pythonのプログラムをファイルに書いて実行する場合は、
ファイルの拡張子を「.py」とし、
コマンドプロンプトで
プログラムファイルの保存されている場所に移動した後、
「python ファイル名.py」
と入力してエンターキーを押します。

また、仮想環境を作成するためには
venv(仮想環境)を利用します。
venvを作成するコマンドは
「python -m venv 環境名」
となります。
仮想環境を有効化するためには、
作成した仮想環境のスクリプトフォルダ内の「activate.bat」を実行します。
有効化されると、仮想環境が実行され、
仮想環境でPythonを実行できるようになります。

Webフレームワークとしては、
Bottleが挙げられます。
Bottleでは、ルーティングとテンプレートを使用して
Webページを動的に生成します。
ルーティングは、
特定のURLにアクセスした際に対応する
プログラムを呼び出す仕組みで、
「@route(‘/hello’)」のように書きます。
テンプレートは、
HTML内に動的な値を挿入する機能で、
「template(‘こんにちは {{name}} さん’, name=’たかのり’)」
のように使います。

以上が、
Pythonの対話モードやファイル実行、
コーディング規約、変数の命名規則、
辞書、ファイル書き込み、条件分岐、
インデント、パッケージの管理、
仮想環境の作成などについてのまとめです。

読書って、本当に有益ですよね〜

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