いちばんやさしいブロックチェーンの教本 人気講師が教えるビットコインを支える仕組み (「いちばんやさしい教本」シリーズ)【著者】杉井靖典

読書履歴

【タイトル】いちばんやさしいブロックチェーンの教本 人気講師が教えるビットコインを支える仕組み (「いちばんやさしい教本」シリーズ)
【著者】杉井靖典
【ハマり度】★★★☆☆
【内容】

■この本はこんな人におすすめです。
・ビットコインの仕組みを知りたい
・ブロックチェーンの仕組みを知りたい
・フィンテックに興味がある
・仮想通貨をビジネスに活用したい
・ブロックチェーンの活用事例を知りたい
・スマートコントラクトについて学びたい
・暗号技術に興味がある

■ビジネスパーソンのための、いちばんやさしい解説
「ブロックチェーンは難しい」と思っていませんか?
本書は「ブロックチェーン推進協会」の副理事長をつとめるカレンシーポート株式会社の杉井靖典氏が、
ブロックチェーンの仕組みや成り立ちを一から丁寧に解説しています。
ブロックチェーンを支える「暗号技術」や「分散ネットワーク」、
“”価値””の保持者を特定する「ウォレット」、取引を記録する「トランザクション」、
契約執行を可能にする「スマートコントラクト」など、
難しい概念や機能を、平易な言葉と豊富な図版で解説しているので、
これからブロックチェーンを学びたい人が最初に読むのに最適です。

■フィンテックだけじゃない! まだまだ広がるブロックチェーンの活用領域
ビットコインの基盤技術である「ブロックチェーン」。
不正が難しい取引手段としてフィンテック業界を中心に大きな注目を集めています。
しかし、ブロックチェーンは金融だけのものではありません。
流通や貿易、不動産、ゲーム、広告、マーケティング、シェアリング、選挙などなど、
さまざまなビジネス領域で活用できるのです。
本書では、ブロックチェーンの仕組みを紐解きながら、
ビジネス活用の事例をじっくり紹介しています。

【感想】
仕事でブロックチェーンを利用するので
ブロックチェーンの利用方法を
少しでも学ぼうと思って
情報が欲しくて読んでみた
新しいことをやるのには
色々な壁がありますね・・・。
しかし、今までの仕事と違い過ぎて
全然ついていけないなぁ~・・・。

読書って、本当に有益ですよね〜

個人的に勉強になったポイントを
まとめておきます!

ブロックチェーンのメリット・デメリット
取引を記録する用途には向きますが、
個人情報などを蓄積する用途には向きません。

「本人の要望があれば個人情報を削除しなければならない」
と法律で決められている。

パブリックチェーン側では、
現時点で経済インセンティブ(合意手数料)が
不必要な合意システムがまだ発見されていない
と言える?!

取引所のウォレットは、
取引所で口座を開くともらえる
これは、取引所のウォレットを借りている感じなので
自分の秘密鍵を知らない状態になる
しかし、秘密鍵を紛失することがないので
すべて他人任せの管理だが
メリットもある。

ペーパーウォレットが作れるサイト
が紹介されていた。
完全なオフラインで対応できるので
ハッキングの心配はない!

タイムスタンプとは、
「そのデータが、ある時点で作成されたこと」
を証明する仕組みや技術を指す。
個々のタイムスタンプの精度が高くなくても
多数のデータの集計して、
計算により近似値を求めるのが
分散タイムスタンプ!

ブロックチェーンは、
一貫性が弱い為に
先着順のチケット購入など
順序性が重要な取引は、向いてない

コンテントアドレスとは
ファイルのハッシュ値をそのまま
アドレスに利用すること。
ファイル名とかだと被る可能性がある為
使えない

ビットコインの場合、
100ブロック進まないと、
マイナーが報酬として得たビットコインは
使えないことになっている。

ウォレットアドレスは、計算で導き出される
なので、オフラインで生成可能

1つのウォレットアプリは、複数のウォレットアドレスを持つ
取引ごとにウォレットアドレスを作成するのが一般的
1つだと活発なウォレットアドレスが目立ちリスクがあるから。

・非決定性ウォレット
 単にランダムに生成された秘密鍵の集まりを管理
 (例)ビットコイン・コア
 個々の鍵には関連制がない為、バックアップも全部しなければならい

・決定性ウォレット
 シード(乱数)→マスター秘密鍵を作成
マスターキーを使わずに取引ごとに
計算で導き出せる鍵ペア(秘密鍵と公開鍵)そ生成して
ウォレットアドレスを作成していく
<詳細>
ルートシードが大元
これを覚えるために、ニーモックを覚える
ニーモックは12個のキーワードで作られる
ルードシードとニーモックは互換性がある

読書感想ランキング
読書感想ランキング

コメント

タイトルとURLをコピーしました