デュラララ!!×3 【著者】成田良悟


【タイトル】デュラララ!!×3
【著者】成田良悟
【ハマり度】★★★★☆
【内容】
「あんたは人を殺せるか?
新宿で情報屋なんかやって、
何人もの人間を好きなように弄んで。
折原臨也、あんたは、人を殺せるのか?
自分の手で、直接な。
ナイフで死なない程度に刺して、
お茶を濁し続けやがって。
まあ、何を言っても…結局お前は誰か他人を使うんだろう?
笑える程に、卑怯な奴だなお前は」
東京・池袋。
そこには寂しがり屋な過去が集う。
現実から逃避し続けるボス、
責任を感じている女子高生、
友人の想いに気づけない少年、
乗っ取りを図る男、
未だ情報で人を操る青年、
そして漆黒のバイクを駆る“首なしライダー”。
そんな彼らが過去を乗り越え、
三つ巴の哀しい現実に立ち向かう―。

【感想】
照れて顔を背けてばかりじゃ、
相手の気持ちなんてわからないぞ

やばい。
普通のこと言ってる。
これに関しては、恋愛だけじゃなく
物事の本質の気がする。
嫌なことから目を背けても
何も解決しない。
嫌な事を理解して、
どう対処するかを考えないと
何事も進まない!読書って、本当に有益ですよね~

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

過去に対する折原の考え方は・・・。
逃げられないって、
どうあがいても。
どこに行こうが過去はついて回る。

それに対して門田の考え方は・・・。
どんなに消そうとしても、
手前の関わった事からは逃げられねえさ
過去から逃げるのは許してやる
だけどな・・・せめて、今と明日からは逃げんじゃねえよ

って、感じですね。
どちらもなかなか的を得ている気がしますね。
過去は確かに寂しがり屋なのかもしれない。
ついて回ってくるものかもしれない。
過去の事を考えているだけで
すでに囚われている
それで鬱になるぐらいなら
逃げ出した方がいい。
でも、きっと一度ぐらいは
真剣に辛い過去と向き合わないといけない
時もあるんだろうなぁ~
って、真面目に考えている
ライトノベルって奥が深いなぁ~

狂っている人間は、
狂っている事が、
自分でわからない事も多いだろう

と冷静に自分の事を分析している杏里!
素敵ですね。
結局、自分がくるっているのか、
いないのかは気にしないように
生きていた。

ってどんだけメンタル強いですか!
キャラ的に、弱いか?と
思いきや、登場人物の中で
実は、一番軸がしっかりとしていて、
メンタル強い気がします(;^ω^)

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コメント

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