あの愚か者にも脚光を!4 この素晴らしい世界に祝福を!エクストラ 常敗無勝のギャンブラー【原著】暁なつめ

【タイトル】あの愚か者にも脚光を!4 この素晴らしい世界に祝福を!エクストラ 常敗無勝のギャンブラー
【原著】暁なつめ
【著者】昼熊
【ハマり度】★★★★☆
【あらすじ】
カジノ大国で大暴れ!? ロリサキュバスの命運を賭けた大勝負がはじまる!

「はっ、何言ってんだ。博打で俺様が逃げるわけないだろ!」
アイリスの従者レインからカズマ達の尾行と監視を依頼されたダストは、
カジノ大国として有名な隣国エルロードへと向かう。
カジノで大勝ちしている親友の姿を見たダストは依頼料の前金を使い込み、
ギャンブルに興じるのだが
次第に後戻り出来ない舞台へと引きずり込まれてしまい――!?
「ちょっとダストさん!!!ほ、本当に大丈夫なんですか?」
勝てば解放、負ければ破滅。
今宵「幸運値最弱」のクズが運命を分かつギャンブルへと挑む。
意地とプライド、
そしてロリサキュバスの貞操(?)を賭けた大勝負がはじまる!

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【感想】
このスピンオフ作品は、
チンピラダストが主役のストーリーです。
基本的にダメダメ人間なんですよね。
ただ、今回は、ちょっといい男を感じさせる
場面がいくつかありましたね。
能ある鷹は爪を隠す感じですね。
その爪を何時出すのか？
楽しみですね～
ダストの発想が良かった。
自分自身の運の悪さを逆手に取って
戦略的に攻める！
この発想はなかなか出来ない。
いろんな視点で考えるべきですね
読書って、本当に有益ですよね～

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます！

「他人の幸せほどイラつくものはねえ！」
うーん。ここまで言い切られると
凄いですよね～。
自分の場合は、
人の感情も結構影響を受けちゃうので、
他人が幸せだと、
なんとなく自分も幸せになれるですよね。
卓球の試合で、
自分の試合じゃなくても
知り合いの試合に
気持ちが入り込んでしまい、
他人の勝利が自分の勝利ぐらい
嬉しかったりしますね。

「騙された方もそれを知らなければ、ただのいい思い出だから」
なるほどね～。
騙されても
知らなければ、
それが真実ってことですね。
嘘も方便ってことですかね？
卓球の試合は、
ある意味騙し合いなので
上手に嘘をつける人は
卓球強いかもしれませんね～。

「明日は何が起こるか分からない。」
なら、確かな今を全力で生きなさい。
真面目に生きても、
頑張らないまま生きても
未来はわからない・・・。
まぁ～、確かにそうなんですけど
個人的意見としては、
わからないからこそ
未来が良くなるように今を頑張る。
卓球のプレイだって
自分の満足出来るプレイがしたいから
今、しっかり練習する
自分の信念である
「卓球＝人生」
は、そんなところも通じているのかも？

「誰かを頼るのは恥では無い」
あなたが大切に想うように、
相手もあなたの事を大切に想っている
これって、
凄く素敵なセリフですよね。
ダストもこんなこと
言えるですね。
これって、勉強や卓球とかもそうだけど
教わることって、
なんとなく申し訳なく思うけど
実は教える方にも勉強になっている
そう考えると
頼るのも悪くないのかも知れない。
これは、新しい視点かもなぁ～