魔法科高校の劣等生 (11) 来訪者編 (下)【著者】佐島勤

読書履歴

【タイトル】魔法科高校の劣等生 (11) 来訪者編 (下)
【著者】佐島勤
【ハマり度】★★★★☆
【あらすじ】

一学年度最終エピソード『来訪者編』、
ついに完結!

USNAの最強魔法師部隊『スターズ』総隊長、
アンジー・シリウス少佐こと、
魔法科高校交換留学生・リーナ。
彼女の訪日と同時期に発生した
『吸血鬼(パラサイト)』事件は、
彼らによる魔法科高校の襲撃、
達也によるその撃退という結末で幕を閉じた。
しかし『パラサイト』本体は
『宿主』から抜け出しこの世界を漂い続け、
そして次の宿主を見つけ出した。
ヒューマノイド型ホームペルパーロボット。
付近にいた光井ほのかのパターンをコピーした
パラサイト=ピクシーは、
その生まれから、達也に付き従うことを決める。
ピクシーからの情報により、
『パラサイト』をより深く理解した達也は、
深雪らを連れ、
残りの『パラサイト』を退治すべく、
夜の青山霊園へと赴く。
しかしその行動は、
さらなる暗躍勢力をあぶり出す結果となり――。
『最強の魔法師』と
別次元からの『来訪者』を巡る激突は、
魔法科高校を舞台に最終決戦を迎える!

【感想】
吸血鬼によって、
魔法師と魔法が使えない人間で
差別的なものが存在する。
深雪ですら、魔法師が妖魔とを
繋げて考えてしまう。
そうなると、魔法が使えない人は
なおさら、魔法師を差別するだろう。
人は、自分と異なる存在を受け入れるのは
難しいものなのだろうか?
異文化がなかなか受け入れられない。
特に日本という国はそれが顕著にあらわれている気がする。
1つの個性として、受け入れていきたいものですなぁ〜
読書って、本当に有益ですよね~

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「負けた場合の撤退手順は、作戦に組み込んでおくべき必須事項」
まじっすか?!
準備って、大切なんだなぁ〜
どんだけ前準備しているか?
シュミレーションしておくべきなのか?
卓球もそうなのかもなぁ〜
いや、人生がそうなのか?
行き当たりばったりだからなぁ〜
だから、駄目なのか(^_^;)

「どんなに面倒でも、現実はゲームと違ってリセットなど許されない。」
これは、厳しいお言葉です。
確かにそのとおりなんだけどね・・・。
なんとか乗り切らないといけないのは
人生ということなんだろう。
死ななければ、なんとかなるか〜
人生面倒なことばかりだからなぁ〜
本当に嫌になりますなぁ〜

「私が私でなくなるのは、嫌です。」
元々なんて関係なく
今の自分がいなくなるのは
嫌ですよね。
むしろ、今の自分を
自分らしく生きる為に生きている
それって、凄く大事なことだと思う。
腫瘍が発見されて色々考えたときに
本当にそう思ったですよね。
後悔ない人生を送りたいものです。

「大人になるということの意味が『諦める』ことだとは思いたくない」
確かに、大人になると
いろんな意味で諦めることも出てくる
だけど、それだけじゃないと思いたい。
大人になっても色々挑戦できるし
単純に諦めるだけではなく
可能性も色々出てくる。
そういう意味だど出来ることと出来ないことが
ある程度はっきり別れてくる気もする。

「価値観は人それぞれ」
その中には、他人が口出しが許されないものもある。
確かに価値観は人それぞれだと思う。
むしろ、同じ価値観の人なんていないだろう。
だからこそ、人とのコミュニケーションは面白い。
卓球も人それぞれの個性がある。
これが、また面白い!
ある意味これが正解ってのは
ないのが人生なんだと思う。
自分が信じたものを突き進む!


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