あの愚か者にも脚光を!3 この素晴らしい世界に祝福を!エクストラ 夢見る姫に星空を【原著】暁なつめ

【タイトル】あの愚か者にも脚光を!3 この素晴らしい世界に祝福を!エクストラ 夢見る姫に星空を
【原著】暁なつめ
【著者】昼熊
【ハマり度】★★★☆☆
【あらすじ】
従者クレアがご乱心!?Hな毒牙が幼姫を襲う!

「私はあの純粋無垢な愛らしさにやられてしまったのだ! もう、あの方無しでは生きていけぬ!」
今日も真面目(?)にナンパにいそしむダストは、
ひょんなことからアクセルの街に訪れていたアイリスと、
その従者であるクレアに出会う。
「お兄様が色々と知恵を授けてくださったので、お城を抜け出せるようになりました」
――とある男の影響で悪知恵がつき、
脱走を繰り返すようになった王女を咎めたクレアは、
この事が原因で仲違いになってしまったとダストへ仲裁を依頼するのだが!?
自由を夢見る王女と、地を這う奔放なチンピラ冒険者。
大騒動が巻き起こる王都を舞台に、二つの運命が交錯する!

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【感想】
このスピンオフ作品は、
チンピラダストが主役のストーリーです。
基本的にダメダメ人間なんですよね。
ただ、今回は、ちょっといい男を感じさせる
場面がいくつかありましたね。
能ある鷹は爪を隠す感じですね。
その爪を何時出すのか？
楽しみですね～
色々あったけど、
最後のシーンは、結構好きかも？
ちょっと、昔のことを
思い出すことが多くなっている気がする
好き勝手やっているだけなはずなのに・・・。
読書って、本当に有益ですよね～

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます！

「苦労して稼ぐなんて誰でもできるだろ。」
頭を使って楽して稼ぎたいわけ。
寝ている間に金が貯まるのが一番
それが出来たら
誰も苦労はしませんって。
ただ、しっかり欲望を宣言するあたりが
ダストなんだろうなぁ～
卓球の試合で、
練習もろくにしてないのに、
大会で優勝するような、
夢物語を言っている気がします(;ﾟロﾟ)
まぁ～、色々考えることは
大事だとは思いますけどね。

「世の中ってのは騙された方が悪いんだよ」
この考え方が出来ると
人生用心深く見るのかもしれない。
世の中詐欺の事件が無くならない。
特にお年寄りは狙われる
うーん。
卓球の試合は、
どちらかというと騙し合い！
駆け引きが面白い。
相手の考えていることを予想して
その予想をなるべく外す！
相手が自分の仕掛けた罠にかかった瞬間の
快感がたまらない！(^｡^)

「自由って素敵です。」
誰の目も気にせず、
自由気ままに生きる。
これは、凄くわかる。
うちの家族って自由奔放なので
非常に羨ましい。
個人的意見としては、
家族が自由奔放に生きられるように
支えているのが生きがいみたいな感じですね。
卓球のプレイぐらいは
自由に気ままにプレイしたい。
そこで、自分自身を表現する。
自分の信念である
「卓球＝人生」
に通じているのかも(^｡^)

「誰かを頼るのは恥では無い」
あなたが大切に想うように、
相手もあなたの事を大切に想っている
これって、
凄く素敵なセリフですよね。
ダストもこんなこと
言えるですね。
これって、勉強や卓球とかもそうだけど
教わることって、
なんとなく申し訳なく思うけど
実は教える方にも勉強になっている
そう考えると
頼るのも悪くないのかも知れない。
これは、新しい視点かもなぁ～