ゲーム理論 【著者】渡辺隆裕


【タイトル】ゲーム理論
【著者】渡辺隆裕
【ハマり度】★★★☆☆
【内容】
ゲーム理論は、日常生活からビジネスまで
幅広い分野での活用が可能。
現在、ゲーム理論は経済学・経営学以外にも応用範囲を広げ、
社会学・政治学・法学・生物学などの
多くの分野に用いられています。
本書は、「一般の人が、電車の中でも読めて、
しかも読み物で終わること無く、
ビジネスや日常生活で使える
ゲーム理論的技法を身につける」
ことを目指した入門書。
雑誌の特集競争、ビルの建て替え、
投資競争、スポーツ戦略などの
具体例も交えて解説するので、
学生時代に経済学や数学と
接点が無かった文系ビジネスパーソンでも
簡単に理解できます。

【感想】
正直この本を読めば、
卓球に活かせるのではないか?
なんて読んでみました。
まぁ〜、そんな簡単にはいかないって
ことがわかりました。
内容は、きっと優しく書いてあると
思うのですが、
今の私には、結構理解できない感じでした。
聞いたことない単語が多く
これ系の知識が足りないのを
非常に実感しました。
読書って、本当に有益ですよね~

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「ナッシュ均衡とは?」
お互いに最良となる戦略の組み合わせ。
ただし、ナッシュ均衡は1つとは限らない。

「同時ゲームの解は、全てナッシュ均衡」
ナッシュ均衡は、お互いの利得を知り、
相手が合理的な行動を取ることが前提となる。
そこで、支配戦略を考えると、
より、確からしいゲームの解となる。

「競りとは・・・」
・財の評価額が一番高い者が財を手に入れる
・財の販売価格は、1番高い評価額に関係なく、
 2番めに高い評価額となる。
なるほど、たしかにそうだなぁ〜
よくできた仕組みだ!
例えば、オークションなんかが
そうなりますね。

「囚人のジレンマの由来」
重罪を犯した2人へ
・自分だけ自白すれば無罪
・相手だけが自白すれば懲役25年
・2人とも自白すれば懲役5年
・2人とも黙秘すれば懲役1年
と条件を出すと
個人が合理的に行動しても、
全体としては非合理的な結果となる
つまり二人で自白してしまう!

「スポーツの戦略とゲーム理論」
スポーツには、ナッシュ均衡は存在しない。
簡単に言うと・・・
サッカーのPKなど
キッカーは、右に蹴る方が得意だから
そちらを蹴ればいいかというと
そうでもない。
なぜなら、キーパーもそちらに飛ぶから!
つまり今までの考え方に、確率を追加!
そうすると、得意技ばかり使うのは能がない。
むしろ、確率の低い方が武器になる!
確率を追加するとナッシュ均衡が存在する!
あー、難しい。
良く解らん。結局どうすりゃ~
卓球の試合で勝てるんだ???
こりゃ~、さらなる勉強が必要らしい( ;∀;)

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