超入門ブロックチェーン【著者】森川夢佑斗

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超入門ブロックチェーン
価格:980円(税込、送料無料) (2023/10/2時点)


【タイトル】超入門ブロックチェーン
【著者】森川夢佑斗
【ハマり度】★★★☆☆
【内容】

「ブロックチェーン? 聞いたことはあるけど実はよくわからない」

ブロックチェーンの入門書によくある難解なIT用語。
確かに本書でも最低限の用語は載せています。
ただ、これまでの本とはアプローチを変えてみました。
「なぜブロックチェーンは生まれてきたのか? 」
そうした視点を持って、
まさにブロックチェーンの思想を知ることが、
理解への早道だと考えたのです。

本書ではブロックチェーンが記録の技術の進化系であり、
「信頼」を拡張するテクノロジーであると説明しています。
その上で、ブロックチェーンの基本的な仕組みと新たな可能性、
すでに活用が進むブロックチェーンの最前線について解説しています。

そして、ブロックチェーンは、
アナログと最新テクノロジーの融合のために
生まれてきたと結論づけるに至りました。
そうした視点で読んでいただければ、
必ずその人なりのブロックチェーンへの理解が進むはずです。

「ブロックチェーンはなにをしようとしているのか? 」
そんな疑問をお持ちの方に、ぜひ本書を手に取ってほしいと思います。

〈本書の主な内容〉

第1章 そもそもブロックチェーンってなに?
第2章 価値の記録媒体としてのブロックチェーン ~ビットコインからNFTまで~
第3章 取引プロセスの記録媒体としてのブロックチェーン ~スマートコントラクトとDefi・Dapps~
第4章 ブロックチェーンが変えるDXの未来
第5章 ここまで来ている! ブロックチェーン最前線

【感想】
仕事の為に読んでみました
なんかこのなのばかり読んでいる気がする
少しは知識が増えていればいいのですが・・・。

読書って、本当に有益ですよね〜

個人的に勉強になったポイントを
まとめておきます!

ブロックチェーンの技術は
究極的には「データの記録と共有」!

Powのルール
第一:すべてのシートの先頭行に、直前のシートの情報を暗号化したダイジェスト値を入力する
第二:各シートのハッシュ値は、一定の長さの0が並んでいなくてはならない

ビットコインの革新性は?
・どこにもマスターファイルを置かない
・データをまとめる作業を誰もやりたい作業にしている為、誰にも依存していない

これにより見えた可能性
・障害やエラーに強い分散ネットワークの可能性
・不正や改ざんに強い記録システムの可能性
・網羅的で透明性の高い追跡システムの可能性
・オープンで疎結合なシステム連携の可能性

お金の持っている機能
・交換の媒体:交換する際に、仲介する
・価値の尺度:交換比率を正確に表示できる
・価値の保存:過去に受け取った価値を保存できる

お金や価値の大部分は記録
ほとんどの現在に現金の移動はない。
キャッシュレス決済で、どこかのシステムのデータで
やり取りが行われている
価値のあるものも大体データが管理されているだけ
有価証券などもほとんど電子化されている

STO(Security Token Offering)
・有価証券規制に準拠するプロセスを組み込む
・証券化商品(社債・株など)でブロックチェーンを活用するもの

ユーティリティトークン
・決済用途で用いられるもの(暗号資産?)

ステーブルコインのタイプ
・法定通貨担保型
・暗号資産担保型
・無担保(アルゴリズム)型

スマートコントラクト:自動取引

DeFi:分散型金融
1.送金・決済
2.DEX(Decentralized Exchange=非中央集権型取引所)
3.貸付・融資
4.デリバティブ
5.バスケット(インデックスファンドみたいなもの)
6.証券化

Cordaの特徴
・取引の公開範囲を最小限に抑える
・取引の当事者企業間でのトランザクションだけを個別に検証

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