ブロックチェーンがひらく「あたらしい経済」【著者】正田 英樹,田中 貴規,村上 照明,中城 元臣,安土 茂亨,株式会社chaintope

読書履歴

【タイトル】ブロックチェーンがひらく「あたらしい経済」
【著者】正田 英樹,田中 貴規,村上 照明,中城 元臣,安土 茂亨,株式会社chaintope
【ハマり度】★★★☆☆
【内容】

今、ブロックチェーンは世界同時競争が起こっている。
そして日本の企業に勝機は、ある。
あらゆる業界のビジネスパーソンが知るべき最先端技術の知識と活用事例を紹介。

2015年からブロックチェーンに関する研究や実証実験を開始し、
国内外の様々なブロックチェーンプロジェクトの
システム開発やコンサルティングを行ってきたChaintope。

そんなChaintopeが本書でブロックチェーン技術の仕組みに加えて、
現在の日本で動き出している地域コイン、
電力の価値証明、流通トレーサビリティ、
不動産の権利証明、IoTとの連携など
様々な領域のブロックチェーン活用事例を紹介。
そしてブロックチェーンがより浸透したもうすぐそこにある未来に、
私たちの仕事や生活がどのように変化していくか、
これから訪れる「あたらしい経済」についてを指し示す。

現在のインターネットのように
私たちの経済や生活と切り離せなくなる技術となるであろうブロックチェーン。
そしてさらに誰もが予想していなかった新型コロナウイルスによって
ブロックチェーンが必要となるタイミングは確実に早まっている。
大きな社会変革をもたらすブロックチェーン技術を、
具体的にどのように様々なビジネスや産業で活用していくべきか。
あらゆる業界のビジネスパーソンが知るべき
ブロックチェーンの知識とビジネス活用事例が学べる一冊。

【感想】
またまた異動になり、
仕事の関係上、勉強のために
読んでみました。
ブロックチェーン技術が、
何に利用出来るか?
アイディアを生み出すきっかけに
なるかな?
って、感じながら読破してみました。
わからないながらも
少しずつでも成長していけば
いいなぁ~みたいな感じですね(^◇^;)
読書って、本当に有益ですよね〜

個人的に勉強になったポイントを
まとめておきます!

現在のインターネット:情報の交換
ブロックチェーンが開発されたことにより
これからのインターネット:価値の交換
になっていく!

二重譲渡とは
同一物を複数の者に譲渡することをいう。
例えば、AがBに不動産を譲渡した後、
Aが同じ不動産を第三者たるCに譲渡する場合はこれに該当する。
(イメージ)
不動産を現金通帳にして、小切手で買い物をする場合は
ぱっと見は問題なさそうだが・・・。
通帳(100万)をBさんに見せて、80万の品物を小切手で買う
しかし、実は、Cさんから100万の買い物をすでにしていたら、
Bさんから買うことができないはずなのに買い物ができてしまう

ブロックチェーンの仕組みがこれを防止できるように
なったために、世の中に広がった!

●学歴や資格の記録
室蘭工業大学とNTT西日本で、
ブロックチェーン技術で
「本人の意思によるデジタル証明書の開示/非開示の選択と自由な発行」
の共同実験に取り組む(2019/12)
確かに、大学の倒産によって
学歴の証明が不可能になることは
これから、少子高齢化のことを考えると
起きることなのかもしれない・・・。

●契約の自動化、契約書の共有・保管・電子契約
個人的に遺産相続などの手続きが
契約を自動化してもらいたいと思う。
お袋が亡くなったときは、親父が対応できるが
親父が亡くなったら、自分が対応しなければならないし
聞く人がすでにいないのは
色々大変そう。
手続きは、煩雑ぽいし、機密内容多いし。
自動化されると需要ありそうだけどなぁ~
不正も防げるし、金持ちの遺産相続対策が出来なくなるのかな???

シェアリングエコノミーとは、
一般の消費者がモノや場所、
スキルなどを必要な人に提供したり、
共有したりする新しい経済の動きのことや、
そうした形態のサービスを指します。

シェアリングエコノミーサービスの5分野

  1. 空間をシェアするサービス:民泊、ホームシェア、駐車場シェアリングなど
  2. 移動手段をシェアするサービス:カーシェアリング、ライドシェアリング、シェアリングサイクルなど
  3. モノをシェアするサービス:フリマアプリ、レンタルサービスなど
  4. スキルをシェアするサービス:家事代行、子育てシェア、クラウドソーシングなど
  5. お金をシェアするサービス:クラウドファンディング

スマートシティとなんか被るのだが
何が違うのだろうか???

難度の調整は
2016ブロック(約2週間)の間に
繋がれたブロックの長さから平均間隔を割り出し
10分より短ければ難度を上げ、
10分より長ければ難度を下げるように
とプログラム制御をしている

ビットコインキャッシュとは
ビットコインキャッシュ(単位: BCH )※は
2017 年 8 月にビットコインからハードフォークして誕生した暗号資産(仮想通貨)です。

ビットコインキャッシュの仕組み
ビットコインキャッシュはビットコインと同様、
Proof of Work (略称: PoW、プルーフ・オブ・ワーク)を採用しています。
発行上限は 2,100 万枚で、 4 年に 1 度の半減期が設定されています。
ビットコインキャッシュの発行はマイニングによって行われ、
2020 年時点のマイニング報酬は 6.25 BCH です。

一方、ブロックサイズはビットコインと大きく異なります。
ビットコインのブロックサイズが 1 MB であるのに対し、
ビットコインキャッシュは 32 MB に設定されています。
ブロックサイズの大きいビットコインキャッシュは
一度により多くの取引を処理することができます。

自己管理というハードルがある
中央管理者がいないので
ID/PWの再発行という概念がそもそもない
銀行の通帳再発行やネットでのPW再発行などが
できないと考えるとなかなか普及は難しいのか?

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