知らないとソンする!価格と儲けのカラクリ 【著者】神樹兵輔・21世紀ビジョンの会


【タイトル】知らないとソンする!価格と儲けのカラクリ
【著者】神樹兵輔・21世紀ビジョンの会
【ハマり度】★★★☆☆
【内容】
【どうしてこんな商売が成り立っているのか?】
「原価は安いはずなのに利益もわずか、その実態は?」
「単に輸入品を使えばよいとは限らない!安価で儲ける今風のシカケとは?」
「今にも潰れそうな街角のタバコ屋や不動産屋が儲かるワケは?」
――今流行の、もしくは問題の、
日ごろ目にするモノやサービスの儲けの仕組みを一挙公開。
通常知ることのできないカラクリの裏側まで、全部わかります。
たんに価格の実態のとどまらず、
浮き沈みの激しい業界の変遷・現状・課題までグラフと図で詳述。
マーケティングの研究・勉強に使えるだけでなく、
賢い消費者になるための、
これからの時代を生き抜く必需品です!

【感想】
この本を読むと
だいたい原価率40%を超えてくると
もう商売としては厳しいですね。
買い物で得した気分だったのが
しっかり、戦略に乗せられていた
って、ことがわかりました。
やはり、なんだかんだ言っても
店側は、商売のプロなんですよね。
顧客としてのプロを目指すべく
色々勉強していきますよ〜

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「ハンバーガー 原価率43%」
つまり、ハンバーガーだと利益は、
ほとんど出ない計算になります。
そこで、原価率の低いサイドメニューで
利益を出すわけです。
コーヒーなどは原価率5%とかですからね。
100円コーヒーとかにしても
利益率はかなり高いわけです。
ファーストフードは、
回転率もかなりあるので
それで、利益を上げているわけです。

「冷凍食品 粗利益率65%」
冷凍食品の半額セールは、実は囮商法!
半額の価格が、スーパーの希望小売価格!
通常価格を倍にしておいて
半額セールでまとめ買いをさせるという。
心理学でいう「アンカーリング効果」を
利用しているです。
これは、私がしっかり引っかかっていた
内容になりますね(T_T)

「コーラ 原価率12%」
やはりジュースは安いですよね。
コーラ愛好家としては
値段に関係なく買っちゃうです。
さすがにコロナの影響で
自動販売機の売上が落ち込んだり
缶コーヒーが売れないとかで
今は、それなりに厳しい環境にあるみたいです。

「AKB48 ロングテール法則!?」
パレート法則は、20%客が80%売上を占める
ロングテール法則は、年間にあまり売れない商品が
、売上のかなりの部分を占める
AKB48の場合は、
人気ピークのタレントを卒業させて
次に人気が期待できるタレントを押し上げて
常に新鮮さを保つ。
タレント1人より、大人数を並べて
それぞれにファンを作り出す。
まさにロングテール法則か?!

「牛丼 原価率38%」
これは、普通だと商売にならないが
ローコストオペレーションで
なんとか利益(2〜3%)を出しているらしい。
夜勤のワンオペとか問題になったけど
利益を考えると簡単には増やせないだろう。
利益率の高いサイドメニューとかも
ほとんどないし、商売としては難しい気がする

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