月とライカと吸血姫 (3)【著者】牧野圭祐

読書履歴

【タイトル】月とライカと吸血姫 (3)
【著者】牧野圭祐
【ハマり度】★★★★☆
【あらすじ】

宙と青春の物語、連合王国編始動!

――これは人類史に残る偉大なる一歩。
連合王国に、その礎を築いた若き二人がいた。

人類史上初をかけた有人宇宙飛行計画で、
共和国に惨敗した連合王国。
劣勢に立たされた王国議会は、
途方もない計画を宣言する。

「我々は、人類を月面へ送り込み、帰還させることを約束する!」
王国南部の宇宙開発都市<ライカ・クレセント>の研究所では、
同時にとあるプロジェクトが進んでいた。
アーナック・ワン――それは『民族融和と科学技術大国推進』を打ち出し、
汚名を払拭するための広報プロジェクトだった。

新人技術者のバート・ファイフィールドは、
連合王国初の宇宙飛行士アーロンの弟であることを理由に、
その人間代表に選ばれてしまう。
そして、吸血鬼の末裔である新血種族代表は、
アーロンの飛行を成功に導いた才媛カイエ・スカーレット。

研究所での仕事と、宣伝活動の二足の草鞋。
不慣れな日々の中、バートはカイエの秘めたる想いを知っていく。

「――私は月なんて、大嫌い」

華々しい宇宙飛行の裏側には、
語られることのない数多の人々の情熱が確かに存在した。
宇宙を夢見る技術者の青年と新血種族の才媛が紡ぐ、
宙と青春の物語がここに!

【感想】
このライトノベルは、
人類の夢である宇宙飛行についての話。
今回は、今までの主人公ではなく
相手国の連合王国の話しです。
ちょっと頼りない主人公で
これと言って取り柄がある感じでもない。
体も心も貧弱って感じなのですが
最後に見せてくれます。
己の中にある心の声に
耳を傾けて実行する。
やっていることは、誰にも出来るかもしれないが
それを実際実行出来るかどうかは
本人の意思!最高ですね!
読書って、本当に有益ですよね~

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「君の未来は成果と実績で決まる。」
まさに実力主義の世界。
社会は結局は結果次第なんですよね
学校の勉強みたいに
勉強しているのが大事!
って、わけじゃないですよ。
社会というか会社も結局はそう。
毎日出社しているからいいわけじゃなく
結果(売り上げ?)を出した奴が評価される。
卓球だって、練習量が多いのが評価されるのではなく
試合に勝っている人が評価される。
ただの真面目な人は
便利屋で終わるですよね・・・。

「一度落ち込んでもポジティブ思考になれる」
これって、人生を生きていく上で
凄く重要なスキルな気がする
このスキルを身につけたら
人生凄く楽しいと思う。
卓球でもこのスキルがあれば
試合中でも気持ちの切り替えが
上手にできて、試合に勝てそうな気がするなぁ~
結局卓球は、メンタルスポーツな気がする
精神の修行が必要!

「こちらが壁を作れば、当然相手も壁を作る」
確かにその通りなのかもしれない。
自分自身が、基本壁を作らないから
周りからどんどん人が寄ってくるのかな?
自分自身は、人に恵まれているので
意外と人間関係に困ったことないですよね。
卓球も周りに楽しい人、優しい人などが
いてくれるので
人生幸せです。


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