ストライク・ザ・ブラッド14 黄金の日々 【著者】三雲岳斗


【タイトル】ストライク・ザ・ブラッド14 黄金の日々
【著者】三雲岳斗
【ハマり度】★★★★☆
【あらすじ】

『タルタロスの薔薇』事件で絃神島を救った浅葱は、
絃神島復興のシンボルとして
ローカルアイドル活動をやらされる羽目になる。
だがそれは浅葱を幽閉した事実を隠蔽するための、
人工島管理公社の謀略だった。
それを知った古城と雪菜は、
浅葱を救出するために
キーストーンゲート第零層へと潜入する。
しかし度重なる戦闘によって、
そのとき雪菜の身体にはある異変が起きていた。
絃神島に秘められた“聖殲”の真実と、
雪霞狼に隠された秘密。
そして雪菜の決断とは―。

【感想】
この巻は、全体的にシリアスな場面が多い。
そして、個人的には
終章が凄く気に入っている。
大きな流れを感じさせ、
実は、俺がこの流れを作っているだぜ。
俺の思惑通りだ。
的な、ヴァトラーの登場だったり
浅葱ちゃんの期待を裏切らない
大食いだったり、
そして、個人的には、最高に笑える
凪沙ちゃんの大きな勘違い!
言っていることは、
確かに、証拠から想像すると
何一つ矛盾はないし、
間違っていないが、
辿り着いたことは、全く違う!
是非、読んで欲しい。
しかし、この巻で、
古城と姫柊ちゃんの関係が深くなりましたね~(⌒∇⌒)
読書って、本当に有益ですよね~

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「任務だけが、彼女の生活のすべてなのだ」
無関係な所持品は、
すべて削ぎ落されている。
いつ消えてしまってもいいと
主張しているようだ。
いや~、単純にミニマリストの設定だと
思っていたのですが、
そんな裏の設定があるんですね。
しかし、1つの事に力を集中させているからこそ
あれだけ、凄い力を発揮できるだろうなぁ~
卓球でいう
卓キチさんもそうだっただろうなぁ~
なんの実績もないところから
社会人で、結果を出しているだから
凄いと思う!
今では卓球でご飯食べてるだもんなぁ~

「戦闘とは、もっと純粋に戦闘そのものが目的であるべきだ」
まぁ~、戦闘を試合に置き換えると
凄くわかる気はします。
卓球とかも練習って、結局試合で勝つために
やっていることが
多いですからね。
そして、その為に練習してきたことを
そこで出していく。
ある意味、発表会なわけですよ。
いい大人が発表会とかなかなかないので
卓球とかスポーツやるって
子供以上に大人には必要なのかもしれません!

「彼が最強の力を使うのは、常に誰か他人の為だ。」
たぶん、中途半端じゃなく
世界最強の力という
ぶっ飛んだ力になると
人に優しくなれるのではないか?
それだけ力があると周りに気を配れるぐらいの
余裕が出てくるのではないか?
ただ、古城君にはそんな余裕があるようにも
見えないのだが・・・。
もちろん、自分にも全然余裕ないですけど
意外と周りも大切にしてるかも?(;^ω^)

卓球療法士K
卓球療法士K

自分の力は、他の人の為に使う!

なんか、格好いいの~(*^。^*)

「何を読み誤ったのか?」
取るに足りないと切り捨てた者たちが、
いつの間にか力を手に入れ、
地位を脅かせている。
誰にだって、何か出来る事がある
それを簡単に切り捨てていると
足元を掬われる
何事にも油断はできないってことです。
人を舐めたらアカン!( 一一)

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