魔法科高校の劣等生(31) 未来編【著者】佐島勤

読書履歴

【タイトル】魔法科高校の劣等生(31) 未来編
【著者】佐島勤
【ハマり度】★★★★☆
【あらすじ】

最強の兄妹に戦略級魔法師たちが迫りくる!
物語はクライマックスへ――!

水波を奪還し、
今までの日常に戻りつつある達也と深雪。
しかしそれはつかの間のものでしかなかった。
USNAのエドワード・クラークは焦りを覚えていた。
達也を無害化するための謀略に対する達也の警告。
このままではUSNA内での立場が危うくなり、
それを回避するには達也を斃すしかないと。
そして、新ソ連のベゾブラゾフも復讐の機会をうかがっていた。
二度にわたる達也への攻撃が失敗に終わり、
自身の戦略級魔法のためのCADまで破壊され、
この雪辱に執念を燃やしていた。
さらにもう一人の戦略級魔法師も達也へ狙いを定める!
それぞれの思惑は巳焼島で交差する――。

【感想】
この巻も、異常に戦闘シーンが
多いですね。
「お帰りなさい、リーナ」
この深雪の台詞は、
達也の予想通り!
いや~、びっくりしました。
でも、なんとなく、リーナにとって
とても良かったのではないか?
って、思えるですよね。
同じ年頃の子供を持つ親としては(^_^)
しかし、達也の戦闘能力が
バグレベルぐらいの強さですね
しかも、ついにそれを世界に示した!
読書って、本当に有益ですよね~

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「殺るか殺られるか!」
世の中は、敵ばかりだから
この精神で生きるのかな?
自分は、全然そのタイプじゃないから
駄目なのかな?
むしろ、周りはみんな仲間みたいなノリで
生きています。
卓球の世界でも
ガチ勢にはこの感覚でやっている人が
いますね~
学生だと練習相手に自分のサーブを
見せない為に、試合で使うサーブを
練習で使わないとか・・・。
うーん、凄いなぁ~。(;゚ロ゚)

「私は軍以外の世界を知らずに過ごしてきた」
確かに特殊な専門職の人達は
1つの事に注ぎ込むから
他の分野の経験量が少ない傾向にありますよね。
だからこそ、飛び抜けられるだと
思いますけど。
卓球のコーチとかも
子供の頃から、卓球一筋で
世間が狭いのを感じたりします。
子供たちはそれを感じたからか
卓球に打ち込めなくなっていました。
小さい時は何も考えずに全力でやっていましたが・・・。
子供の成長によって己の人生を
色々考えたようです。
ある意味、一番難しいのは
一つに絞って続ける事なのかも知れませんね。
オリンピック選手とか凄いですよね~。

「守られるばかりの女の子にはなりたくありません。」
お兄様の背中にかばわれるのではなく、
お兄様の隣に立ちたいのです。
確かにそれもわからなくないけど
隣に立たなくても
力になってもらえるですけどね。
女の子の我が儘は可愛いですよね~
うちの女性陣は、やりたい放題ですよ(^◇^;)
そうできるように、
縁の下の力持ちに徹している自分です(;゚ロ゚)

「『やりたくない』って心の奥底で思いながら、
 自分の本音から目を逸らし、
 無理して続けるなんて間違っているんじゃないかと
 気がついたのよ」

人生一度切りだし
やりたいことに力を割いている場合じゃないよな~
って、思えるですよね。
そう思って仕事を辞めるか?って思っているけど
なかなか思い切れない。
家族を食べさせる為には働かないといけないし。
リーナの決断は凄いと思う。
自分はまだ、決断出来ていない(T_T)


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