魔法科高校の劣等生(21) 動乱の序章編〈上〉【著者】佐島勤

読書履歴

【タイトル】魔法科高校の劣等生(21) 動乱の序章編〈上〉
【著者】佐島勤
【ハマり度】★★★☆☆
【あらすじ】

新入生は十師族直系とその幼馴染み!
三年生の部、堂々スタート!

二〇九七年三月。
南米大陸で戦略級魔法
『シンクロライナー・フュージョン』
が使用された。
それを契機に、
世界に吹き荒れる動乱の嵐が、
日本にも押し寄せようとしていた。
翌月。
国立魔法大学付属第一高校三年生に進級した達也と深雪の元に、
十文字家当主・十文字克人からの招待状が届く。
十師族、師補十八家の若手を集めて、
自分たちを敵視する風潮に魔法師として
どう対処すべきかを話し合う為の会議に
二人を招待する正式な書状。
それが達也を、更なる波乱の日々へと誘う。

【感想】
いや~達也たちが
3年生になりましたね。
いや~、早いものです。
このようなライトノベルとかだと
1年建つのに一体何冊かかるの?
みたいな感じもありますが、
それなりのテンポで進級してますね(^。^)
また、新しいキャラクターが出てきました
矢車侍郎くんのなんちゃって護衛が
結構好きですね。
能力がないと言われて駄目だし食らっても
くじけない精神力!
これって、なかなか出来ないですよね
まぁ~、一歩間違うとストーカー行為ですけど(;゚ロ゚)
読書って、本当に有益ですよね~

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「誰もが知っている秘密であっても、当事者がそれを認めないことには意味がある」
確かに、認めたらそれで終了。
暗黙の了解は
あくまでも暗黙なので
何か文句を言うときにそれって、
どこかに書かれてます?
あ~、会社で良く聞く台詞が浮かんでくる(T_T)
いや~、世の中のドロドロした感じが
ライトノベルの中でも
表されていますね・・・。
最高の心理戦ですね(;゚ロ゚)

「才能=能力ではないと彼は信じている」
強さが足りないなら、
それを補う技術を磨く。
これって、なかなか厳しいけど
諦めずに努力すれば
トータルで相手を超えることが出来るかもしれない。
卓球でもそうやって
トータルで相手に勝ちたい。
自分の場合は、一発の破壊力もなく
器用なわけでもなく、凄い感覚を持っているわけでもない
でも、どうせ試合するなら
なんとか、勝ちたいから
持てるものをフル活用して、
戦略を考え、工夫して戦うのみ!!!

「社会という怪物には牙も爪も無いけど、人1人くらい簡単に食い殺せるからね」
社会という世界は、
見えない力で押しかかってくる
この世界で生きている限り
逃げられる方法はない。
会社で働いていると
会社も似たようなものか・・・。
一体何人の人がメンタルが壊れて
去って行ったのか・・・。
怖い。その犠牲者の一人になりそうです(T_T)


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