銀河鉄道の夜を越えて: 月とライカと吸血姫 星町編【著者】牧野圭祐

読書履歴

【タイトル】銀河鉄道の夜を越えて: 月とライカと吸血姫 星町編
【著者】牧野圭祐
【ハマり度】★★★★☆
【あらすじ】

もうひとつの「月とライカと吸血姫」の物語

世界が東西に二分され、
月を目指し争っていた時代。
極東の島国の「星町」に住む私は、
史上初の宇宙飛行士イリナやレフたちに感銘を受け、
ひそかに宇宙に夢を見る高校2年生。

親友とケンカ別れしたまま孤独に生きていた私は、
幻想的な「星祭り」の夜、
建設中の天文台で、
人間離れした美貌の少女に出会う。
赤い瞳を持つ彼女は、
「吸血鬼」と噂され、
転校以来ずっと欠席していた同級生のアリアだった。

「さあ、『星巡り』に行きましょう」

アリアの不思議な言葉。
手を引かれた私は、
気づいたら、
宇宙を旅する列車に彼女と乗っていた

【感想】
このライトノベルは、
スピンオフ作品です。
ロケットの話しではなく、
不思議な星巡りの旅が描かれています。
そんな旅の間に、主人公のミサの
悩みが少しずつ溶けていく感じでしょうか?
その悩みの中身が、
一般人がついつい悩んでしまうことだったりします。
青春時代に戻ったつもりで
読んでみるといいのではないでしょうか?
そして、最後の終わり方が・・・。
読書って、本当に有益ですよね~

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「現実をみなさい」
って、進路指導に言われたら
結構厳しいですよね・・・。
うちは、基本的に子どもの意思を尊重しているので
なるべく協力して子どもの希望を
叶えられるようにしてきました。
卓球もそうだけど
自分の意思で決めたことなら
頑張れますからね。
自分の進路指導は、
その学校受験するのはやめなさい
っていわれていたなぁ~
結局受験して合格したけど(^_-)

「叶わないと思っている夢なんて、さっさと捨てれば楽になれるのに」
この辺は、微妙な感じですよね
簡単に叶えられるのは、
夢じゃないだろうし、
夢があるから頑張れたりするし。
楽になった人生が楽しいのか?
など色々考える点がありますよね
卓球も簡単にできないから
諦めてしまったら
何もできないですよね・・・。
叶わないかもしれないけど
それに向かって、コツコツ練習するのが
それはそれで楽しかったりしますね

「生きたいと強く願ったのは、破滅の危機が叫ばれていた頃だけ」
確かにその通りなのかもしれない。
人は、健康な時は特にないけど
病気になったら、
急に生きることを望む
自分も腫瘍が見つかった時には
生きることを色々考えた
このまま死んだら後悔しかない・・・。
その為に、健康に生きたい為に
卓球をやっている感じですね
体も心も健康を維持出来る
本当に奥深いスポーツです。

「推測で暗くなるのはやめなさい」
このセリフは、自分の中でも
かなりグサッと刺さりました。
現実世界で、いつも悪いことばかり
想定して、オロオロしちゃう
なんてことがありますからね。
基本的自分はプラス思考だから
普段は平気だけど、単身赴任の時は寂しかったですね
卓球で紛らわせていました
卓球場にいけば、
話せる人が誰かしら居る感じでしたから
卓球は最高のコミュニケーションツールです
関西って言うのもあるのかな?

「失敗する自分のイメージしか浮かばなくなった」
失敗は成功の元って言うけど
失敗だけだとこうなるのかも?
卓球でいうと負け癖みたいな感じか?
子どもの通っていた卓球教室のコーチが
負け続けるような挑戦は
あまり良くないと言っていた。
そう考えるとなかなか難しいですよね
簡単に達成できるのは
なんとなくチャレンジャーになれないしなぁ~
世の中、大体思い通りにならないし・・・。


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