盛り合わせを選んだらお店のカモ! 大人の経済学常識 【著者】トキオ・ナレッジ


【タイトル】盛り合わせを選んだらお店のカモ! 大人の経済学常識
【著者】トキオ・ナレッジ
【ハマり度】★★★☆☆
【内容】
『正しいブスのほめ方』
『正しい太鼓のもち方』など、
人間の行動様式を独自の視点から
なで斬りにする知識集団ことトキオ・ナレッジが、
大人ならば、だれしも身につけておきたい
「経済学常識」を解説します。
「おトクに見える盛り合わせメニューは損だった! 」
「ランチブッフェは元が取れない」
などの経済学から見た常識を、
イラストや図解でわかりやすく紹介します。
読んだらすぐに実生活で活かせる
経済学常識ネタが満載です。

【感想】
この本は、日常の生活の場面に、
いくつもの経済学が使われている。
そして、その経済学を知らない自分は、
いい様に利用されている。
それに気付けただけでも
この本を読んだ価値はあるかな?
専門用語をあまり使わないで
イメージしやすい場面を用意してくれて
非常にわかりやすく書いてあるので
あまり経済学を知らない人でも
かなり読みやすい本になっています
読書って、本当に有益ですよね~

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「会社は1番不合理な組織である」
マジっすか!?
だから、効率的なことを言うと
潰されるのか???
ヒューリスティックとは
人の経験と知識から、
論理的検証を省き、
効率的に最適な結論を素早く導き出す事を
言うのであるが・・・。
会社は、多くの人が集まるので、
その分だけ、その人の常識があり
それぞれが異なる為
混乱は増え不合理になっていく!
なるほど!確かに会議って、まとまらない・・・。

「会社は、みんなで決めようでダメになる」
集団思考の罠とは、
集団になると「自分たちは凄い」と
過大評価がおきたりする。
また、集団になると、
反対の意見が言いにくくなる
「均一性への圧力」が発生する。
つまり、人が集まると
いいアイディアが発言しにくくなる。
また、集団になると、
人は極端な考え方になる。
これは、心理学でいう
「集団極性化」という。
学校などの集団の虐めなども
これなのかな?集団のパワーは怖い。( ;∀;)7

この世で1番難しいのは、
新しい考えを受け入れる事ではなく、
古い考えを忘れることだ。

(ジョン・メイナード・ケインズ)
確かに、ついつい今までの経験で
色々判断している。
それが正しい時もあるけど
時代は変化しているのだから
過去の経験だけでは
やはり不足している。
会社でも今まで成功した事業が忘れられず、
時代が変化しているのに続けている
そんなことでは、生き残れないと思う。
個人レベルでも、
変化することは大切なことのはず!
変化することに恐れないで
色々挑戦していこう!

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