本当の貧困の話をしよう 石井光太

【タイトル】本当の貧困の話をしよう
【作者】石井光太
【ハマり度】★★★☆☆
【内容】
君たちが幸せをつかむために今知るべきこと
最底辺のリアルから始まる「新しい世界」のかたち
・日本は国民の7人に1人が貧困層
・なぜ川崎の少年たちは中学生を殺したのか?
・世界各地の子供兵のあまりに悲惨な現実
・クリスティアーノ・ロナウド、孫正義、安室奈美恵……
「貧困の壁」を突破した先人たちの勇気
格差の固定化、少年犯罪、メガスラム、
ストリートチルドレン、人身売買、売春、薬物依存、世界各地の少年兵……
すべての「繋がり」と貧困問題の「構造」を解き明かし、
解決へ向けた未来へのヒントを示す著者集大成となる一冊。
人生への向き合い方が「180度変わる」感動の講座!
どうやれば、貧困から脱出できるのか。
どうやれば、人生を輝かすことができるのか。
どうやれば、社会や世界をより良いものに変えることができるのか。
僕が示すのは、人生や社会に革命をもたらすための方程式だ。
きちんと身につければ、君が置かれている環境や君がいる社会を変えることができる。

【感想】
本を読んでいるだけで
なんか自分って幸せな人生を送っているだなぁ~
と感じてしまう。
作者の貧困の連鎖は止められると主張している。
その為には・・・。
周りにいる一人一人が、困っている家族の力になってあげる
周囲のやさしさと支援が生きる支えになる。
地域住民の支援が大切だったりするだろう。
ちょっとしたことでいいだろう。
昔のような、お節介おばちゃんみたいな人が
今いない為、孤立して苦しんでいる人もいると思う。
そう考えると今まで以上にひと声かけることを
続けようと思いました。
そんなことでも、誰かにとって支えになるのかもしれない。
逆に些細なことで人を傷つける可能性もある!
なかなか難しいことです。

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「日本は、7人に1人が貧困!」
まじっすか!?
思っていたより多いですけど。
クラスに5人ぐらいいる計算か。
球3号曰く、
うちより貧乏生活している家はない
って、言っていますが(;^ω^)
卓球できてるだから、そんなことないはず?!

「貧困を乗り越える力!」
安室奈美恵さんがそうらしい。
沖縄アクターズスクールに特待生で入り
バス代260円が払えず、歩きで通う
片道1時間半を徒歩!(小4)
学校にも行かないで練習に没頭したらしい。
そして、中2でプロデビュー!
どんだけ、意志が強いですか!
そんな安室さんからのコメントで
「怖がらずに、思い切って一歩前に踏み出してみたら
 人との出会いや、新しい自分の発見が待っていた。
 そこで得たものが、今の私を作っている」
その、一歩を踏み出すのが難しいです。
うちは、卓球でした。市内ぐらいなら
そこそこ名前の売れた球2・3号!
卓球も本格的にやると金がかかります。
うちも卓球以外を節約して通わせました!

「人生に革命を起こす出会い!」
・旅で人に会う
・音楽で名曲に会う
・読書で名作に会う
など、人である必要もない!
人は、いつでも変えられる!
本人が強く望むのなら!
卓球でもそんな出会いあるのかな?
未来は、素晴らしいはず!
今の豊かさは、自己肯定感ではないだろうか?
収入もある一定までいくと、
幸せを感じなくなっていく
心の豊かさを求めて生きたいです。
マザーテレサの言葉で
「もしあなたが100人の人に食料を与えることが
 できないのであれば、ただ、1人の人に与えなさい」
つまり、小さいことでも周りの人に何かしてあげなさい
ってことなんでしょう。
この行動が広がれば、世界は幸せになるのだろうか?
自分には何ができるだろう?
と、考えてしまった一文です。
こんな言葉に出会えるから、
読書は素晴らしい!(^▽^)/

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コメント

  1. […] 【感想】「カネ」ってつまり「人間関係」だ。友情や愛情は、お金では買えない。でも、お金の接し方は、人の接し方を反映している。奢った、奢られたが続くと対等な人間関係にならない!金銭感覚は、子供の頃の感覚からなかなか変えられない。人への接し方もきっと同じだろう。親として、子供に人への接し方の見本を見せたい。ちゃんと生き延びられる金銭感覚そんな形の無い財産を子供に残していきたいものです。また、本文の中で、海外の貧困の話が出ているが、それを読んでると、日本はまだマシなのかもしれない。ただ、金を配るだけではなく稼ぐ能力を身につけないと、負の連鎖を断ち切れない!本文では、グラミン銀行の例があげられている。※本当の貧困の話をしよう 石井光太 の本でも例として出されていました! […]

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