折原臨也と、夕焼けを 成田良悟

【タイトル】折原臨也と、夕焼けを
【作者】成田良悟
【ハマり度】★★★★☆
【内容】
「まったく、人間観察も一苦労だよ」
自分は情報屋である。
そんな事を嘯く、一人の男がいた。
ただ、本当に『情報屋』と呼ぶべき
生業をしているのかどうかはさておき、
彼が数多の情報を手にする力を持っている事だけは確かである。
彼は決して正義の味方などではなく、
さりとて悪の手先というわけでもない。
自分がないのではない。
ただ、彼は平等なだけだった。
己の欲望に、果てしなく素直なだけだった。『人間』。
そんな単語のすべてにくるまれた有象無象の玉石達を、
彼はひたすらに愛し続ける。でる事ができるのだから―。
彼はただ、人を愛しているだけなのだ。
たとえその結果、
愛する人間を壊す事になったとしても。
壊れてしまった人間も平等に愛でる事ができるのだから

【感想】
人間、いつ死ぬか解らないんだし、
好きなことには正直に生きないとね。

確かに死ぬ時に
あれやっておけば良かったなど
死ぬ時に後悔はしたくないなぁ~
なるべく後悔なく楽しく
満足した人生を歩みたい!
どうやって、自分らしく生きるのか?
なかなか難しい課題でもあるなぁ~(;^ω^)

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「俺はもう逃げないって決めたのさ!」
って、このセリフだけ聞いたら
おー、格好いいってなるんだけど・・・。
「隠れはするし、騙しもするけどね。」
おいおい、余計なセリフを言ってますよ~
って、感じなんですよね。
ただ、イザヤぽいですよね。
ただのいい人じゃないですよ。
この、情報収集の能力は欲しいですよね~
今の世の中どれだけ情報持っているか?
で、勝負が決まる時代です。
卓球の世界でも
情報収集して、
相手のプレイを分析して
戦略を立てる!
まぁ~、自分ぐらいのレベルだと
相手のプレイ分析の前に自分のプレイを分析して
反省の方が多いですけどね(;^ω^)


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