マグロ船仕事術 齊藤正明


【タイトル】マグロ船仕事術
【作者】齊藤正明
【ハマり度】★★★★☆
【内容】
日本一のマグロ船から教わった!
マネジメントとリーダーシップの極意
・自分の能力を磨くより、人の能力を認める言葉を数多くかけましょう。
・部下に自信をつけさせる言葉を与えるのも上司の重要な役割のひとつ。
・目に見えていない部分にも気を配るのが上司の役目。
・部下の発言には、とりあえず「なるほど」と答えましょう。
・多くの人や部署とオープンに話し合う習慣をつけましょう。
・部下のどこが成長したかを知り、具体的に伝えてあげることが大事。
・叱るときには「期待していた部分」を強調して伝えましょう。
・歩みを止めて、反省の時間を持ちましょう。etc.
バイオ系メーカーの研究者だった著者は、
ワンマン上司の思いつきで、
なぜかマグロ船に乗せられることに。
そこは荒れる洋上。
しかも狭い船内で40日間以上も生活するという過酷な職場。
ところが、なぜか漁師たちは毎日楽しそうに、
お互いに助け合って働いていた……。
すべてのリーダー&ビジネスパーソンに役立つ職場が活性化

【感想】
「短所は長所になる!」
一つの事は、考え方によって
長所にも短所にもなる。
なら、長所と取られるといいのでは!
そして、それが生かせる役割を与える。
お互いを褒め合える環境って
素敵ですよね。
お互いが無理でも
自分が実行するだけで
生活は凄く穏やかで幸せになれます。
私自身は、そう考えて生きています。
子育てもそうやっているので
ちょっと、独自路線が強い
子供になっていますが、
毎日とても楽しそうです(^▽^)/

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「今あるもので、成果を出すしかない!」
船の上では、そこにあるものを
工夫して、成果を出すしかない。
確かに、その通りだなぁ~。
そして、
「現状を受け入れて、対策を考える!」
仕事も麻雀も同じ!
手元にあるもので、
どう勝つかを考える。
なるほど~。そうなると、
卓球も同じか!
どう、持っている技術を生かすか!
人生は、頭脳勝負!
しかし、仕事と麻雀を同じと
例える本は、初めて読んだなぁ~(;^ω^)
作者の柔軟な発想・視点を感じる。
それは、やはりマグロ船に乗った
経験が生きているのだろうか?
自分の価値感と全く違う環境に
放り込まれると
今まで持っていた価値観が壊れて
柔軟になれるのだろうか?
そういう意味でも、
今の大阪への出向は同じ事かも?
文化の違いに驚いている毎日
この経験が柔軟な発想になれる
きっかけになってくれるといいなぁ~

「歩みを止めて、反省の時間を作る!」
確かに、世の中は便利になった。
スマホの進歩なんてかなりヤバイ!
しかも、今はほとんどの子供が持っている。
それによって、
隙間時間が無くなってしまった。
少しでいいので、
日々を振り返る時間が必要なのかも?
忙しい毎日だけでは、ダメなのか?!
確かに、意外と成果を出している人って
余裕を持って生活しているように見える
卓球の試合でも強い人は、
試合運びでも余裕がある。
その余裕で色々考えているだろう。
そんな時間を意識して作らないと
いけないのかもしれない。
現代の人は、脳が休む時間が全くないのかも?
それぐらい情報が溢れている!!!

「まずは、自分自身が魅力的になる!」
部下が自ら動くには、
上司が魅力的になること。
子育ても同じ!
子供に頑張って欲しいなら、
まず、自分が頑張っている姿を見せる。
そう考えると、
手を抜いている暇はない!
って、思えば頑張れる。
一人暮らしをすると
子供の目が無いので、
全然頑張れません(;^ω^)
在宅ワークも、子供と一緒だと
ついつい手が抜けないので
作業効率が凄くよかったかな?
しかも、家族と一緒の時間も増えるので
最高でした。

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