デュラララ!!×12 【著者】成田良悟


【タイトル】デュラララ!!×12
【著者】成田良悟
【ハマり度】★★★★☆
【内容】
壊れ始めた街、東京・池袋。
罪歌で刺され自我を失っていく新羅。
そして新羅を奪われた首無しライダーは怪物と化していく。
正臣は泉井の手によりケガを負い、
杏里の家を訪れた沙樹は彼女を問いつめていく。
意識を失っていた門田は病室から消え、
セルティの首は人の手を彷徨っていく。
誰の意図かもわからず混沌とする池袋で、
帝人が手に入れた力とは!?
そして戒めを解かけた静雄が、
ついに臨也の元へとたどり着き―。

【感想】
「自分の事を誰かに解って欲しいのか?」
人が人を解るって、すげえ難しいだぞ?

って、千景のセリフ。
確かにその通りだよなぁ~
他人を完全に理解したなんて、
完全な傲慢でしかないよなぁ~
そう考えると、相手に自分の事を
理解してもらうって
これはこれで、傲慢だと思う。
日本男児の言わなくてもわかるだろう?
的な考えなんてどんだけ傲慢なんですか?!
一生懸命伝えても伝わらないのに(;^ω^)
読書って、本当に有益ですよね~

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「大丈夫、大丈夫、新羅は強い子だ」
最初から20年かけてやり直すさ!
って、あっさり息子の20年をチャラにしてしまう森厳!
流石っす!
そして、新羅へのある意味凄い信頼関係?!
確かに、また最初からやり直すぐらいの
気合はありそうだよなぁ~

杏里ちゃんの人生の語りは・・・。
世界と自分の心の間に額縁を置き、
・身に起こる理不尽
・悲しい出来事
・日々の苦しさ
・楽しさの感情
・喜びの感情
全てを、額縁の向こう側に
依存する形で生きてきた。
そうしないと、心が壊れていたのかもしれない。
今の世の中それにちょっと似ている気がする
SNSなどネットを介して人を見てる
そうすると、結局額縁の向こう側の
出来事になっているのではないのか?
だからこそ、誹謗中傷が止まらなくなるのではないか?
と、ちょっと考えてしまった。
色々考えさせられる
ライトノベルは最高ですね。

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コメント

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