デュラララ!!×11 【著者】成田良悟


【タイトル】デュラララ!!×11
【著者】成田良悟
【ハマり度】★★★★☆
【内容】
「竜ヶ峰君や紀田君には、
俺は直接絡んじゃいないよ。
だって、これから絡んで引っかき回すつもりなんだから―」
東京・池袋。
この街を襲う様々な謀略で、
ダラーズに関わる者たちが消えていき、
吸い寄せられるかのように一つの所に集っていく。
門田を心配する遊馬崎と渡草、
マイペースに愛を語らう美香と誠二、
大人の事情に巻き込まれた波江、
そして部屋の主である療養中の新羅たち。
一方、意識不明の門田を見舞う杏里の前に現れたのは、
捕まったはずの情報屋だった。
帝人と正臣を煽る彼の発言に杏里の心はかき乱されていく。
そんな混乱する池袋の街中に投下された、
セルティの首。様々な騒ぎの中、
首無しライダーが下す判断とは―。

【感想】
「全てのものに平等な愛など、それは何も愛していないのと変わらない。」
愛とはすなわち利己的なもの、
その他大勢との差異でその深さが決まる。
みたいなところは確かにあるのかもしれない。
ただ、愛について、
ちゃんと考えたことがあるのか?
って、言われるとないなぁ〜。
自分自身の中で、どんな定義になっているだろう?
って、改めて考えると、
これっていう、基準ないだよなぁ〜
完全になんとなくという
感覚のみ頼っている感じ(^_^;)
しかし、この巻は、
愛について、語られることが
多い感じでしたね。
ちょっと、極端な愛の形が多い
デュラララですが、
純粋に愛を求めているってのは
凄いパワーなんだよなぁ〜
読書って、本当に有益ですよね~

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

善と悪は紙一重」
同一存在と言ってもいいだろう!
確かに、天才とバカは紙一重っても言うし、
何かが飛び抜けると
それは、個性となり、
注目を浴びる。
そう考えると、短所も
長所と短所も紙一重、って
ことになり、短所ってものは
存在しなくなり、
あくまでも個性ってことになるのかな?

贄川春奈の愛の語りは・・・。
・ずっと一緒に居ることも愛。
・距離を空ける事も愛。
・憎しみさえ愛。
愛し方は、千差万別!
確かにそうかもしれないけど、
ちょっと、偏っているいうか、
極端と言いますか・・・・。
確かに、彼女の中では
ブレてないのかもしれない。(;^ω^)

「他人が持たないものを使う事が卑怯か?」
・類稀な容姿や頭の良さ
・性格の良さ
などを武器として異性を虜にするのが
卑怯か?と言われるとそんな事無いよなぁ〜
手にした力をどう使うかは、
使い手の心持ち次第!
素敵なセリフですよね。
自分の長所をどう活かすか?
これは、人生でとても大事だと思う。
卓球でも自分の長所を活かし
相手の長所を潰す!
駆け引きも大事だし、
そんなことを学べるライトラベルって
最高ですね。

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コメント

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