アクセル・ワールド8 ‐運命の連星‐ 【著者】川原礫


【タイトル】アクセル・ワールド8 ‐運命の連星‐ 
【著者】川原礫
【ハマり度】★★★★☆
【あらすじ】
「着装…“ザ・ディスティニー”」
“ISSキット”に侵された
“シアン・パイル”ことタクムへ、
自分の思いを伝えるべく対戦を挑んだハルユキ。
しかし、破格の力を得たタクムの前に、
為す術もなく倒れる。
体力ゲージが残り数ドットとなったハルユキだが、
謎の山吹色のアバターの誘いを起点に、
“加速世界”最強の強化外装をジェネレートする。
「…それが、“災禍の鎧”本来の姿かい?」
光の力を得た“クロウ”と、
闇の力に染まった“パイル”、
二人の心意が強く共鳴し合い、
そして、激突した。
それぞれの想いが絡み合い、
ひとつの大きな物語へと収束したその先にあるものは―。

【感想】
なんか、ここにきて、
ハルユキの成長が半端ないですけど。
そして、ちょっと女性との接触する機会が
増えている気がする。
そして、ゲームだけでなく
現実世界でも頑張り始めた!
ある意味、現実まで影響を与える
恐ろしいゲームですね(;^ω^)
ただ、育児でも例えられるのですが
何か一つでも飛び抜けて頑張っていると
それに引っ張られて他の部分も成長する。

それをハンカチで例えると
端を持って引っ張り上げても
ちゃんと持ち上がるって言われています。
得意な事を頑張ると色々成長できる!
読書って、本当に有益ですよね~

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「もう一度、人を好きになれたんだ。」
この気持ちは凄くわかる。
自分の暗黒時代は、
当時、初めての彼女を信じて、
裏切られた。(浮気されました・・・)
本当に子供のように信じきっていて
疑うとか全くなくて、
心が壊れた。常に笑顔しかない。
でも、感情は壊れていて
浮き沈みもなくなっていた。
『るろうに剣心』登場人物(キャラクター)の
瀬田 宗次郎(せだ そうじろう)
みたいに・・・。
当時の友達曰く、
「何を考えているか解らないので信じられなかった」
って、事らしいです。
人間ぽく無かったらしい・・・。

「出口のないトンネルの中にいると思って・・・でも、出口はあったよ」
よくあるトンネルの例え、
あとは、晴れない雨はないとかですかね。
でも、その後に
また、すぐ次のトンネルが来るけど・・・。
って、確かに!
思わず、うんうん言ってしまった。
この辺は、凄く同意できますね。
急にここで、リアルになってます。
そんな部分も好きですね。

「思えば、僕は、いつだって誰かに支えられてばかりだった。」
でも、それでいいんだ。
これに気付ける中学生って、
なかなかいないと思うけど・・・。
ハルユキ何気に、
人として、一気に成長しているよなぁ~
その繋がり、絆が人生を豊かにする。
実際、今の大学生とかは
コロナウィルスの為に大学に通学していなくて
何をまずしたいですか?とインタビューすると
「友達を作りたいです」
って、答えている!
短い間なら、平気だろうが
長期間の引き籠りは結構厳しいだと思う!

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