まんがで身につく アドラー 明日を変える心理学 鈴木義也

【タイトル】まんがで身につく アドラー 明日を変える心理学
【作者】鈴木義也
【ハマり度】★★★☆☆
【内容】
【人間関係に行き詰ったら…アドラーを読もう! 】
「誰でも3日で変われる。…変わろうと思えば、ね」

「仕事で先輩とうまくいかない」
「パートナーとの関係が最悪で、離婚したい」
「人の評価が気になってしかたがない」
「子どもが巣立ったあと、どうすればいい?」

仕事、夫婦関係、老後への不安――
人間関係に疲れてしまった男女7名の物語。

郊外の駅近くにたたずむカフェ「ウィーン」。
ここには、悩める人たちに、ヒントを与え、解決に導く名物マスターがいるという。
今日もカフェ「ウィーン」には、悩みを抱えた人がやってくる。
あなたの悩みにもきっと答えてくれる
自己啓発の父・アドラーが贈る8つの処方せん。

【感想】
まんがなのもありますが、非常に読みやすい。
しかも、それあるある!みたいのが多い。
個人的に好きなのは
「家族会議!」
人間は対等であるべきだ。
その為の民主的な手段として
家族会議が有効である。
うちも、力関係で、自分が最下位って感じで
漫画で出てくる主人公と同じで
争いごとが嫌で何も言えないみたいな(;’∀’)
勇気をもって発言しようと思いました。
本の中では、
その発言の注意点(アドバイス?)もあり
「Iメッセージ」と呼ばれる「私は~」
で話始めること。
そうすることで自分の意見になり
揉め事には成り難い。
さて、実践できるかな~

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「優越感と劣等感!」
人間を根本的に動かいているのは、
優越を求める心。
ただ、主観的に劣等感があっても、
客観的にみたらそんなこともない。
人は凸凹なので、そんなに気にしなくていいと思う。
一つの個性として、考えれば
もっと自由に生きられるはず(^▽^)/

「ライフ・タスク!」
あらゆる悩みは、
人間関係の3つの課題に集約される。
・仕事の課題
・交友の課題
・愛の課題
課題の取り組みは、どうせなら
有益になるように取り組みたい!

「課題の分離!」
他者の期待を満たすために、
生きていは、いけない。
特に責任感と強い人が陥りやすい
全部自分で背負いこんで潰れる。
人と自分の課題を区別する勇気が必要!
そうしないと、人生が辛いだけ。
ある程度は、余裕を持って生きたい。

「意味づけ!」
現実を体験するのは、常に、
現実に付与する意味を通してである。
現実をつい、自分の主観で見てしまう。
それを自覚して、客観的に見ることで
また、違う世界が見えてくる!
その意味づけをよい意味づけにするだけで
人生は随分楽に生きられます。

「不完全である勇気!」
完全であろうとするから苦しくなる。
この世に完全な人間など存在しない。
まぁ~、当たり前な事ですが・・・。
ただ、完全さより行動が重要。
一生懸命やることは、大事!
なので、挑戦する勇気も忘れていてはダメ
日本は減点方式だからなぁ~。
なかなか挑戦するには厳しい環境ですよね。
そうすると、自己表現できない人になってしまう。
注意したいものですね。

「共同体感覚!」
幸せとは、富や名声、権力
といったものから生まれるわけではなく、
豊かな人間関係を築くことで、
初めて生まれるものである。
簡単にいうと、お互い様の感覚。
持ちつ持たれつで、自分も他人も
大切にして生きていく幸せ!

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