のうだま2 記憶力が年齢とともに衰えるなんてウソ! 【著者】上大岡トメ・池谷裕二


【タイトル】のうだま2 記憶力が年齢とともに衰えるなんてウソ!
【著者】上大岡トメ・池谷裕二
【ハマり度】★★★☆☆
【内容】

そう、これは最新の脳科学の研究が明らかにした本当のことなんです。
もの忘れやど忘れへの対処法、教えます。
「最近、ど忘れや物忘れが激しくなって……」。
このところ、そんな声ばかりが聞こえてきます。
しかし、ちょっと待ってください。
最新の脳科学の研究で驚くべきことが発表されました。
それは「年を取っても、脳の神経細胞の数は減らない」ということです。
この驚くべき事実を、「海馬」などの著作で知られ、
日本を代表する脳科学者の池谷裕二さんに、
物忘れやど忘ればかりして悩んでいる
「キッパリ! 」の上大岡トメさんが鋭く迫って、
イラストと漫画でやさしく解き明かしていきます。
そして、最新の研究結果に基づいて、
もの忘れやど忘れへの対処法を教えます。
前著「のうだま」で、
続ける技術とやる気の秘密を解いた二人が、
再び強力タッグを組ました。

【感想】
正直タイトルだけで
今回、選んでます。
しかも、半分ぐらい漫画が
入っているので読みやすい。
いや~、知識が間違っていたことを
教えてもらいました。
そして、人間も動物なんだなぁ~
と思う。理にかなっている。
そして、最後の締めで
何かをしながら他の事をする。
そこに心がないから、
そのときのことを忘れてしまう
「心を亡くす」=忘・忙
今、その時を大切にする。
これって、本当に大事なことだと思う!
読書って、本当に有益ですよね~

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「記憶力は年齢とともに衰えない!」
衰えているのは気のせい
・知っている知識が、膨大になっているので検索に時間がかかっているだけ
・学生の時は、勉強中心なので色々繰り返して覚えている
・つい最近とは、子供と大人で時間間隔が違う!
 子供は、2・3日、大人は1ヶ月とか、同じ感覚で物忘れしていると
 感覚的に回数が増えてしまう!
年をとると記憶力が衰える
は、固定概念でしかない!
はぁ~、なるほど~って思える点が
いくつもあった。
あまりにも忘れるから、
自分自身は、病気なのでは?と心配していました(;^ω^)

卓球療法士K
卓球療法士K

中年のおじさまたちに希望を与える言葉ですね!

「神経細胞は、年齢とともに数が減少する訳ではない!」
これは、驚きました。
脳神経は回復しないから、
年齢とともに減少していると思っていました。
病気でなければ、ほとんど減らないらしい。
これだけでも、
この本を読んだ価値がありますよね!

卓球療法士K
卓球療法士K

自分の知識は間違っていたらしい(;゚ロ゚)

「中学ぐらいまでは、丸暗記勉強でも通用する」
けど、高校受験以降は使えない
それは、記憶にも種類がある
経験記憶:いつでもわりと自由に思い出せる
知識記憶:自由に思い出すことが難しい
方法記憶:体を使って覚える記憶
知識記憶を思い出すのには、
きっかけが必要。
そして、高校ぐらいになると
知識記憶のピークを過ぎているから
丸暗記勉強だと厳しくなるらしい。
勉強の内容だけでは、なかったのか!

「シータ波が出ている時に、記憶力がアップする!」
どうしたら脳内でシータ波が出やすいのか?
それは・・・。
・歩く時(正確には場所を移動する時)
・夜寝ている時
つまり、寝る前の時間が
記憶を覚える為のゴールデンタイム!
それを理解して、勉強するだけで
同じ事をしていても結果が異なるのかも?

「脳は出力依存型!」
これは、驚きました。
脳には、入力・出力どちらも大事だけど
より重要なのは出力!
つまり、勉強は、
教科書や参考書を見直すより、
問題集をどんどんやった方が効果的!
へー。そうなんだ!
テストは、覚えているかのチェックだけ
って思っていたけど
脳にとってはテストを行うという
行為自体にとても深い意味がある!

「完璧な記憶は実生活ではほとんど役に立ちません。」
日常生活においては、
全く同じ状況に再び出会うことはない。
だからこそ、
脳はできるだけあいまいに
情報を蓄えようとする
このあいまいに情報を蓄えているからこそ
人は、臨機応変に対応できるらしい!
いや~、人間の体って、
本当に無駄なことがないなぁ~

シロちゃん
シロちゃん

そんな発想なかったです(゚Д゚)

コメント

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