魔法科高校の劣等生(23) 孤立編【著者】佐島勤

読書履歴

【タイトル】魔法科高校の劣等生(23) 孤立編
【著者】佐島勤
【ハマり度】★★★★☆
【あらすじ】

遂に暴かれるトーラス・シルバーの正体。 その時達也が下した決断とは!?

二〇九七年四月末。
戦略級魔法の使用はブラジル軍だけにとどまらず、
ギニア湾岸にて大亜連合により戦略級魔法『霹靂塔』が使用される。
魔法が戦火を拡大し、世界を包んでいく。
魔法を使った者への非難。
魔法を作った者への非難。
魔法師への逆風が強まる中、
魔法の平和的利用として、
USNAの研究者であるエドワード・クラークから
『ディオーネー計画』という
壮大な宇宙開発プロジェクトが提案される。
そして、選ばれた人員の中にはトーラス・シルバーの名前が。
これをきっかけに達也が
トーラス・シルバーであることが
白日の下にさらされてしまうのだった――。
達也と深雪に新たな試練の時が訪れる。

【感想】
達也が
思った以上に追い込まれています。
戦闘能力はほぼ最強かもしれない。
でも、やはり絶対ではない。
そして、1人対社会では、
やはり、分が悪いですね・・・。
しかし、十文字先輩って
あんなに強かったですね(;゚ロ゚)
いつもクールで、
淡々としているので
わからなかったけど、
全力を出すとかなりのものですね。
これって、なかなか出来ないですよね
そして、達也が今まで積み上げたものが
今、咲き乱れる感じでの終わり方でした。
読書って、本当に有益ですよね~

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「非人道的魔法を開発した道義的責任」
うーん、開発した人が
問題視されるのはどうなんだろうなぁ~
って、思っちゃいますが。
包丁で人刺した場合に、
包丁を作成した人が悪いのか???
基本的に、使い方の問題なんだから
やはり使った人を問題視した方が
いいと思うだけど。
直面すると冷静にはいられないだろうなぁ~

「高校内部の秩序など、達也にとっては実のところどうでも良いことだった。」
この割り切りが好きですね。
そして、軸がブレない。
あくまでも、深雪さん中心!
俺の場合は、家族になります。
だから、出向は悩んだけど
やってみないとわからないと
思って、話を受けてみた。
家族が大阪に遊びに来るための拠点に
なるために、まだ会社を辞めていない。
それがなければ、辞めているかも???
って、思っちゃいますが。

「感情にブレーキが掛からないのは本当に厄介だ」
達也の場合は
色鮮やかな歓喜をただ1つに限定されているのに
厄介と思うのだから
限定されていない人にとっては
達也以上に厄介になるわけです。
卓球は、メンタルスポーツです。
あの微妙なボールタッチの感覚は
かなり感情に左右されていると思う
そして、試合運びなども。
そこが安定しないと勝率が安定しないし
プレーも安定しない。
なかなか奥深いスポーツです。
さすがは、生涯スポーツ!

「俺は強い力を持つ者、優れた力を持つ者には、それに見合った責任が生じると思っている」
これは、ある意味上に立つ人の意見だなぁ~
って、思っちゃいます。
ただ、持つ者も人なのだから
他人の為に犠牲になる必要は無い気がします。
ただ、持つ者も人は、
やれることが多くあるので、
そして影響力が大きいので
その辺の責任というか
色々考えた上で行動する必要は
出てくるだろうなぁ~。
そして、上に立つと責任を持って
判断する立場にあったりするので
ある意味責任を生じる場合はあるか・・・。


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