神社の解剖図鑑2【著者】本間美加子

読書履歴

【タイトル】神社の解剖図鑑2
【著者】本間美加子
【ハマり度】★★★☆☆
【内容】

なぜ神社のご利益はこんなにも具体的なのか? がマルわかり

本書は神社と神様とご利益の関係をイラストを使って徹底解剖!
神社をもっと身近に感じ、祀られている神様のことが
深く理解できるようになります。

■主な章構成
1章:福を招く神社

人生で何度かある「勝負の日」。
最後のひと押しを神徳に託す時にはこちらの神社へ。
祀られているのは、神話の世界に勇ましい姿が記された、
頼もしい勝利の神々である。

2章:縁結び縁切りの神社

まだ見ぬ幸せな運命の元へ、導いてくれるのは縁結びの神々。
結ぶのは必ずしも恋愛の縁だけとは限らない。
仕事の縁、お金の縁など、成功への縁をとりもつ神を祀る神社を紹介。

3章:食を見守る神社

はるか昔から農業、漁業が行われてきた日本では、
各地にその収穫に感謝し、神を祀った神社がある。
そして、社殿に鎮まる神へも日々「神饌」なる食物が調理され、
いまも供えられているのだ。

4章:病気を治し健康を司る神社

医療がまだ未発達だった時代、
病は多くの人が命を落とす大きな災いだった。
そして人々は神を頼り、社を建てて祀った。
古来伝わる信仰は、いまだ各地に息づいている。

5章:日々の暮らしを守る神社

時代が変わり、人の暮らしが変わるとともに、
新たな神徳が生まれた。
広く名を知られた古社とは別に、
ユニークな御利益をもつ神社へ
出かけてみるのも面白いものだ。

6章:神社の成り立ち

6世紀に仏教が伝来するはるか昔から、
「神」は日本各地に鎮座していた。
そんな原始の世界の祭祀から現代に至るまで、
知ればもっと神社へ行きたくなる、
神社の基礎知識をまとめている。
もっと少なく読む

【感想】
単身赴任をして、一人でいろいろな所に
出かけるようになった。
場所が、大阪ってのもあり
京都や奈良も近いので
有名な神社などに行くことも多い。
しかし、自分は知識ゼロで回っている。
それはそれで楽しいし感動するけど
知識を学んで回るとさらに面白いのでは?
って思いながら読みました。
1巻はどちらかと言えば
神社に対する知識でした。
今回のは、各地域にある神社に対して
色々と説明をしてくれているタイプです。
なので、この神社に行くけど
どんな由来があるのかな?って
思ったら、その神社について書いてある部分を
ピンポイントで読みやすいと思います。
人生を豊かにするためにも
学ぶ事ってだいじだなぁ~
って、感じながら読んでいます。
読書って、本当に有益ですよね〜

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)」
悪縁や欲望とサヨウナラ
って、ことで悪縁を切ってくれるので名高いです。
皇位継承の争いに負けて、
島流しになり、一切の欲を断ち切って過ごしたという
逸話から今の信仰が生まれたらしい。
縁切り縁結び石碑の穴をくぐって行う
球1号の反応で、
思ったより、穴が小さいのでビックリしてました(^◇^;)

「護王神社(ごおうじんじゃ)」
道具に感謝・物品供養の神社
って、事で物品の供養で名高いです。
折れたり錆びたりした針を
こんにゃくに刺してねぎらい、裁縫の上達を願うらしい。
いや~、知らなかったなぁ~。
イノシシ可愛いってだけで、参拝していましたが
無知で吸いませんでした(^◇^;)

「伏見稲荷大社」
五穀豊穣から商売繁盛まで
って、ことで日本でもっとも数が多い稲荷神社の総本山!
赤い鳥居と神の使いの狐で有名です。
千本鳥居といえば、伏見稲荷!
朱色は、魔除け・生命力や豊穣の象徴とされます!
なるほど、だから朱色の建物が多いのか?!
球1号が凄く疑問持っていただよなぁ~
こんな奥深い意味があったとは・・・。
色々知らない事ばかり(^◇^;)

「伊勢神宮」
毎日欠かさず神に食事を
内宮に天照大神が鎮座して500年後、
神託があって外宮が作られた。
それで、神の食事を司る。
神々の食事(神饌:しんせん)は、
自給自足が基本!
米:神宮神田
野菜・果物:神宮御園
塩:御塩焼所(みしおやきしょ)で製造
いや~、知らなかったなぁ~。
知らないで参拝していました・・・。

「北野天満宮」
天神信仰は京が発祥
って、ことで、学問の神様で名高いです。
菅原道真を鎮めた場所で、
明晰な頭脳、書の三聖と称えられた達筆で
学問の神様と言われている。
姪の受験の時に参拝して
合格祈願をしていました。
その効果があったのかは分かりませんが
無事合格出来ました!
良かったです。(^_^)


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