月とライカと吸血姫: 月面着陸編・上 (6)【著者】牧野圭祐

読書履歴

【タイトル】月とライカと吸血姫: 月面着陸編・上 (6)
【著者】牧野圭祐
【ハマり度】★★★★☆
【あらすじ】

クライマックスへ、「月面着陸編」上巻!

停滞気味の共和国宇宙開発計画。
それを隠蔽したい政府による無理な有人宇宙飛行計画が、
ミハイルを殺した。

怒りと悲しみに震えるレフたちが取った行動は、
かつてコローヴィンが極秘に記した、
月着陸への共和国と連合王国による共同計画を、
世界向けて非合法に「暴露」することだった。
レフたちの目論見通りその計画に乗ってきたゲルギエフは
連合王国との月着陸共同計画を宣言、
ついに月への道が開かれた。

ANSAでの飛行訓練のために連合王国へ渡ったレフとイリナたちを、
ANSAの宇宙飛行士たちの厳しい洗礼が迎える。
一方、共同研究のため共和国に渡ったバートとカイエも、
迎える共和国研究者たちのプライドと文化の落差の壁に苦闘。
しかし、若者たちの月への意思は、
速度と推進力を増していく!

これは、世界が東西に二分され、
月を目指し争っていた時代の物語。
その光と陰、表と裏の歴史に、
宙に焦がれた人と吸血鬼がいた。
宙と青春のコスモノーツグラフィティ、
クライマックスにむけて「月面着陸編」上巻ついに完成!

【感想】
このライトノベルは、
人類の夢である宇宙飛行についての話。
現実世界では、
皆既月食・天王星食なんかもあり
みんなが夜空を見て写真を撮ったりしていた。
そんな時に、
宇宙を夢見ている本を読むと
なんかテンション上がります。
そして、共同開発って、
ハードル高いけど、
その分、達成感は凄いだろうなぁ~
そして、リュドミラが、まさかなぁ~。
読書って、本当に有益ですよね~

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「奢る者は必ず衰退し、滅んできた」
確かにその通りなのかもしれない。
なんでも、極めたから甘んじると
衰退するんだろう。
卓球だって、過去の栄光で
サボっていれば
周りは練習するし、
自分は衰退するので
あっという間に
勝てなくなると思う。

「感情や気持ちは、判断を鈍らせる原因」
目的達成には邪魔!
って感じらしい。
うーん。どうだろうか?
気持ちがあるから色々頑張れるから
一概には邪魔では無い気がしますが・・・。
ただ、卓球とかメンタルスポーツだから
精神が安定していないと
安定して試合には勝てない気がしますね。

「世界が大きく動けば、どこかに必ず歪みが生まれ、欲望や増悪が蓄積する」
確かにその通りなのかもしれない。
ただ、自分の場合は、
世界とか大きなことは言わないけど
大きな変化にはそれなりに歪みが生じる気がします
卓球とかもプレイスタイルを
大きく変えると
体の使う部分が変わってきて
筋肉痛のする場所がいつもと
違う気がしますね(^◇^;)

「人が完璧な生き物ではない」
完璧では無い人が、
完璧なシステムを構築出来るはずが無い!
これは、本当にその通りだと思う。
プログラマーならわかりますが、
バグがないプログラムはないですからね
その割に、プログラマーって、
自分が間違っているって思ってないですよね~。(^◇^;)
卓球だって、完璧なんてない
って、ことはどんな状況でも
粘ることで逆転するチャンスは
いつでもあるってことですな!

「誤作動はゼロではない。」
ゼロでなければ100です。
人間はミスをするというのが、
この国の開発方針!
ゼロ百思考は、危ないけど
危険な作業の場合は、
その方がいいのかな?
ただ、仕事でこれで考えると
なかなか進まないだよなぁ~
どこかで思い切らないと。
卓球の場合は、どんな状況でも
リスクを背負ってプレイしているので
その中でどれだけ安定して
返球できるかが大事ですね。

「あなたの代わりなんていないんだよ」
確かにそのとおり!
同じ人間なんて、一人もいない
そう考えると当然代わりなんていない。
だから、生きているだけでも
素晴らしい事だと思う
こんなセリフを言われる
人生を送りたいものです。
卓球の団体戦では、言われたなぁ~
当時は、ペン表の1人入れる
謎のルールがあったので、
実力ないのに団体戦に出ていました(^◇^;)


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