対人関係の心理学 森尾博昭

【タイトル】対人関係の心理学
【作者】森尾博昭
【ハマり度】★★☆☆☆
【内容】
第一印象を良くしたい、部下にやる気を起こさせたい…。
こんなとき、どうすれば効果的?
実験・調査を通じて確かめられた
人間の行動・心理のメカニズムを専門家が解説。
明日から使える心理学の本。

【感想】
読んでいくと、
感覚的に、それあるある!
って、つい言いたくなる内容が多い!
研究者が、よくここまで一般人の感覚で
説明できるなぁ~って思う一冊でした。
自分自身の意志で決定していたことが
心理学的に誘導されていた!
なんてなると、詐欺師に引っかかるかも?
そんな身を守るって言う意味でも、
読む価値はあるかも?

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「第一印象が大切!」
先に得られた情報の方が
後から得られた情報より
印象に大きな影響を与える!
卓球の試合で、
初めて当たった時に
ガツンと嫌なイメージを
付けさせられたら、いいのかな?
やはり、第一印象を覆すのは難しい!

「説得のテクニック!」
人間社会のルールを利用
・返報性:何かもらったらお礼をする
・コミットメントと一貫性:一度か変わったら最後まで関わる
・好意:好意には好意で返す
・権威:立場が上の人に従う
・希少性:数が少ないものは価値がある
卓球での説得力は、成績か?知名度か?なんだろう?

「困っている時、助けてもらうには?」
・他の人が一緒にいると助けてもらえない
→これは、責任の分散があるから
・はっきりと援助を求める
→これは、責任の分散を防止
つまり、卓球の試合会場で、
練習相手を探す場合は、
お互い単独だと見つかりやすいのかな?

「マーラビアンの法則とは?」
メッセージの効果は
・表情 55%
・声質 38%
・内容 7%
表情・声質・内容で、
食い違いがある場合は表情が優先される。
卓球の試合でも表情には注意したい!

「プラシーボ効果とは?」
・期待によって脳内物質が分泌される
・古典的条件づけ
これらによって、効果が発揮されると
言われているらしい。
思い込みは侮れません!
卓球の試合で勝てると信じて
戦うとアドレナリンが出て勝てる・・・かも?

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