デュラララ!!×13 【著者】成田良悟


【タイトル】デュラララ!!×13
【著者】成田良悟
【ハマり度】★★★★★
【内容】
東京・池袋。この街は今まさに混沌の坩堝と化していた。
首無しライダーと繋がる全ての人が巻き込まれ、
決着の時を迎えようとしている。
かつて親友だった少年たちは心と身体に傷を負いつつ、
お互いを想いながらも対峙する。
かつて犬猿の仲だった二人は、
怒りを超えた最後の殺し合いへと発展していく。
かつて額縁の向こうから見ていた少女は
過去の自分を乗り越えるべく必死になる。
かつて幸せだったはずの歪な恋人たちは、
引き離されたその先の試練へと挑んでいく。
そしてかつての首無しライダーは、
その姿を街に誇示するように―。
全ての始まりを告げたあの場所に集う時、
歪んだ恋の物語が、幕を閉じる―。

【感想】
「命ぐらい懸けなきゃ、釣り合わないだろう?」
新羅って、飄々と生きているようで
意志が強いというか軸が全くブレてなく
1つに対して全部かけているだよなぁ~
そんなキャラに見えないだけどね。
しかし、この巻は、
色んな人と恋愛が一つの形になって
落ち着いている。
いや~、非常に面白かった。
帝人くんの壊れっぷりも
良かったなぁ~
人生が終わってるけど・・・。(;^ω^)
読書って、本当に有益ですよね~

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「ここは別に特別な場所じゃないですよ」
外も、チャットルームと一緒!
街中ですれ違うだけの人達も、
匿名同士みたいなもの
確かにその通りだよなぁ~
ネットの世界も現実世界も
似たようなものになりつつある。
そう考えると
人の出会いって、凄い奇跡だなぁ~
って、最近感じるですよね。
友達が出来るって凄いことじゃないですか?
卓球で知り合いが増えるのも凄いこと
一期一会で、色々大切にしたいですね。

「人が何かを怖がるのは、相手の中身が見えねえからだ」
確かにそうかもしれませんね。
ただ、個人的には、
相手の中身が見えないからこそ、
色々工夫して、相手からの情報を集めて
色々考えて、理解しようとする。
そんな工程が、楽しいのではないのか?
それが、恋愛だったりしないのかな?
って思ったりもするんですよね。
そうなると、相手のことが全部わかってしまったら
恋愛出来ないのではないのかな?

「些細な日常の積み重ねこそが、岸谷新羅という人間を構成した」
これは、人生そのものだと思う。
毎日の積み重ねが、
その人を作っていく!
何を積み重ねるかは、
自分で判断していく!
時間は有限で、唯一、平等に与えれらた
ものなのだから!

「はい。自分でも良く解らないですけど・・・そうなのかもしれません。」
杏里ちゃんが、堂々と頷くと
正直思っていなかった。
竜ヶ峰と杏里ちゃんの
今後も見てみたかったけど・・・。
終わってしまった。
非常に残念無念です。

<- デュラララ!!×12

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