【タイトル】デザインのココロ
【著者】カトウヨシオ
【ハマり度】★★★☆☆
【内容】
なっちゃん、BOSSを生み出したパッケージデザイナーが
商品づくりにたいせつなココロをコトバと絵でつむぎます。
サントリー飲料のヒット商品パッケージ「なっちゃん」「BOSS」
「DAKARA」「伊右衛門」などを次々と生み出してきた
パッケージデザイナーのカトウヨシオさん。
その商品開発成功の裏には、
その何十倍かの失敗があったようです。
その失敗をいかした考えは、
身体性に基づいた思いが
ブランドの成長につながるというアイデアになって、
商品づくりにつながっていきます。
「人からモノが生まれてくるんだよ」と製品に対する熱い思いと、
生き方の試行錯誤が商品をつくり出す手がかりのようです。
【感想】
正直この本を読んで、
参りました。
表紙の絵を見てなめてました。
内容としては、
詩集って感じでしょうか?
心を掴む詩が
いくつもあった。
そして、最後のあとがきも
なかなか、よかった。
自分の人生で、デザインって
全く無関係で興味もなかったけど
こんなに熱い思いでやっているのか!
とカルチャーショックを受けました。
大変だけどやりがいあるんだろうなぁ~
読書って、本当に有益ですよね~
個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!
「いるだけ」
月は自分で光っているわけじゃない。
太陽の光が反射して、白い光をつくっている。
自分が、自分が・・・というわけじゃなくて
存在しているだけで光ってしまう。
そういう、いるだけで光るということあるよね。
その人がいてくれて、ありがとう。
心のささえになっているという存在。

感動! 確かに月って、己が光っているわけではない。
でもあの、素敵な輝きがある。それに気づいて、ハッとしました。
これが、あまりにもよくて
なんとも言えない気持ちになりました。
この月の存在って、凄く大切なんですよね
いるだけで素敵な存在。
それが私にとって家族です。
単身赴任になって、
特に感じています。
他に気に入った詩がいくつかあった。
詳細は、ぜひ読んでもらいので
内容は書きませんが・・・
「僕の生き方」
簡単にいうと、
プラス思考でいきましょうみたいな話
「おのれを知る」
自分の人生は、自分が主役に!
みたいな話
「仕事とは」
はたらく=端楽
はたの人が楽になるみたいな話
「いろいろな見方」
ゴミ箱を例にして
見方を変えると素晴らしいものになる
みたいな話
いや~、思っていた以上に心に届きました。
デザイナーって凄いなぁ~

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