アクセル・ワールド22 -絶焔の太陽神- 【著者】川原礫


【タイトル】アクセル・ワールド22 -絶焔の太陽神-
【著者】川原礫
【ハマり度】★★★★☆
【あらすじ】
「……わたし、リプレイカードで録画したんです。
アイボリー・タワーが、ブラック・バイスに変身するところを」

黒のレギオン《ネガ・ネビュラス》VS白のレギオン《オシラトリ・ユニヴァース》。
無制限フィールドにおける戦いは熾烈を極めた。
白のレギオンと《加速研究会》の繋がりを突き止めるべく、
全勢力を以てして挑んだ黒のレギオンだったが、
結果としては、手がかりを得ることが出来ず
ハルユキらの敗北に終わる。
しかし、一枚のリプレイカードが土壇場で起死回生のプランを生み出す。
そして開かれる、第四回《七王会議》。
ショコラ・パペッターの録画映像を根拠に、
白のレギオンを問い詰める黒雪姫だが、
その会議の結果を待つハルユキのもとに、
敵であるはずの人物から謎のコンタクトがあり――!?

【感想】
この巻は、ゲームのルールって何感じですね。
確かに加速世界では、何があるかわからない
って、世界感でやっていますが・・・。
今回の設定もなかなか無茶苦茶になっています。
ベテランのメンバーが驚く手段で、
目的を達成しようとする加速研究会!
どんだけ、知識&研究を重ねれば
そんな発想になるんだ?!
残念なのはそのエネルギーが
前向きに向かってないところでしょうか?
別に人に評価されるために、
頑張っているわけではないけど
周りに不幸な事をばら撒く為に
やっているのもどうかと思うけど・・・(;^ω^)
主人公の全力全開のバトル、
いや~、今後の展開が楽しみです
読書って、本当に有益ですよね~

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「盲目的忠誠に変化が生まれたかもしれない」
自分の頭を使うのをやめて、
目と耳を塞いでしまうのは
どちらのためにもならない。
このレイカーのコメントは色々素敵です。
確かに、自分の頭で考えるのをやめて
盲目的についていくのは非常に危険だと思う。
何かあって、失敗した時も
人のせいにして、色々後悔する。
これが自分で考えた上での決断であれば
自分自身の責任だし、後悔はないはず。
人にアドバイスをもらったとしても
それを盲目的に信じるのではなく
自分なりに考えて決断していく。
そのプロセスが、非常に大事なんだと思う。
これは、現実世界でも同じだと思う。
そういう意味だと、ベテランのバーストリンカーが
大人びている、子供ぽく無いのは、
その決断を多く経験しているからかもしれないなぁ~

卓球療法士K
卓球療法士K

やはり、自分の頭で考えないとダメか!? ( 一一)

「自分のことだと全然スイッチ入らないのに!」
確かにハルユキらしいよな~
だからこそ、周りに人が集まるのかもしれない。
ちょっと、周りが見えなくなって
ハラハラドキドキさせるし、
メンタル的に不安定だったりするし
完璧じゃないだけど、
きっとそれが、逆に良いんだろうなぁ~
自分が出来る事を全力で頑張る姿に
みんなが、引っ張られる感じですよね。
ベテランは、色々経験を積んでる分
ついつい、安全な道を進んでしまうのかもしれない。
そして、加速世界の常識に囚われて、
勝手に自分の限界を作っているのかもしれない。
何が起きるか解らないと言いながら、
これだけは絶対ないみたいな感じで
決めつけているところもある
そんな、矛盾がある気がする。
そこを加速研究会がつけ込んでいる感じですよね~

シロちゃん
シロちゃん

人の役に立つことが、生き甲斐になるのかな? ( ..)φメモメモ

「無意味な自己満足は、何も生み出さない」
自分がやらないといけないことと
やりたいことが一致しない。
自分のやりたいことだけをやっていても
ゲームには勝てない。
それは、現実世界でも同じで、
好きなことだけやっていても
社会では生き残れない!
って、ことだろうか・・・。
ただ、最近のYouTuberや本とかで
やりたくない事はしないで、
好きなことだけをとことんやり尽くす!
みたいなものも多い気がする。
大物のホリエモンとかもそう言っている。
ただ、個人的には、
大物になるのには、好きなことだけをやって生きていけるが
平凡なサラリーマンは、無理だと思うですよね(;^ω^)
そして世の中は、そんなサラリーマンが
大多数なんですよね・・・。
そんな世の中を描き出しているのだろうか?
奥深いな~。ライトノベル!

卓球療法士K
卓球療法士K

わかるけど、平凡サラリーマンには、無理っす ((+_+))

「ネガ・ネビュラスの一員として」
メタトロンのセリフです。
これは、なかなか凄いセリフですよ。
四聖の一人であるメタトロンですから。
普段の高飛車態度のキャラにこれを言わせる
黒の王が凄いのか、
そこまで仲良くなれるハルユキが凄いのか
そこは、わかりませんけど。
そこまで、親睦を深められるのは凄い!

コメント

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