アクセル・ワールド2-紅の暴風姫- 【著者】川原礫


【タイトル】アクセル・ワールド2-紅の暴風姫-
【著者】川原礫
【ハマり度】★★★★☆
【あらすじ】
黒雪姫との出会いにより、一回り成長したハルユキ。
そんな彼のもとに、
「お兄ちゃん」と呼ぶ見ず知らずの小学生・トモコが現れる。
二人のいちゃいちゃする様子を見た
黒雪姫の冷徹な視線がハルユキを貫く中、
「加速世界」では、謎の事件が勃発していた。
乗っ取られると精神を汚染され、
敵味方関係なくデュエルアバターを襲い続けるという
呪いの強化外装「災禍の鎧」。
殺戮を繰り返す狂気のアバターを捕らえることができるのは、
唯一の「飛行アビリティ」をもつデュエルアバター、
「シルバー・クロウ」のみ。
「鎧」討伐ミッションを課されたハルユキの運命とは!?

【感想】
キャラクターそれぞれの
現実の設定が、ツライ。
ブレイン・バーストが出来る資格が
あるって、前提で、
ある意味何か特殊な環境下にあった事の
証明みたいなものだから・・・。
そんな環境下での子供たちが
そんなゲームに出会ってしまったら
のめり込むよなぁ~
そんな環境下じゃない自分でも
のめり込むと思うし・・・。
もう一つの現実、いや、もうゲームの方が
現実になっているのかな?
ゲームで引き籠りの人もそうなんだろうなぁ~
しかし、このシリーズは、
友情というかなんというか
結構熱い本だよなぁ~
個人的には、凄く好きなんですよね~(⌒∇⌒)
読書って、本当に有益ですよね~

個人的に気に入ったポイントを
まとめておきます!

「仲間を置いて逃げるなんて嫌だ!」
ゲームの世界で、友情ごっこ!
オンラインゲームとかだと
この要素が多い気がする・・・。
ただのゲームじゃなかったら、
これはこれで、凄く意味がある気がする。
職場でもこれぐらいの感じで
やれれば、いいのですが、
お互いを恨んでいるとしか
思えない状況なんですよね(;^ω^)
少人数なのに、なんで
こうなってしまうだろう???

「負けることで、自分の価値が下がると思い込んでいる」
うんうん。自分自身もそう。
だから、なるべく失敗しないように
安全な無理のない生活をしている。
でも、失敗しない人なんていいないし、
本当は、違うだろうなぁ~とも片隅では
思うのですが、小心者なので
チャレンジできない・・・。
他人からは無謀な事をやっているように思われるけど、
自分中では、ある程度いけると
思ってやっている。
今の仕事も失敗したくないのが、
前面に出過ぎている気がしている(;^ω^)

「自分だ。唯一絶対の基準は自分の中だけにある」
他の誰かと比べて、
気持ちが浮き沈みする
そんなのは、嫌だなぁ~
自己中心になりたいわけじゃないが
自分より部分的に優れている人が
いるのは当たり前だけど
人間としての価値みたいなものは
それだけで、決まるわけでもないし!
明日は、今日の自分より
1つ成長している!
自分自身を成長させることに集中したいかな?
「自分自身を昨日より少しだけ好きになりたい」
とハルユキは言っている!
素敵なセリフですよね~。

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